お餅を自宅で手作りするとモチモチになって、もち米の香りも豊かでとっても美味しいですよね。お餅をつく機械はいろいろありますが、ホームベーカリーを利用してもお餅が作れます。
ホームベーカリーと言えば「パン」を作る機械ですし、本当にお餅が上手に作れるのかイメージが湧かないですよね。実際どうなんでしょう?
ということで、パナソニックのゴパン(GOPAN)を使ってお餅つきを行っている筆者が解説をしてみます!
結論から言うと、分量を守って作れば、一般的な餅つき機と同じクオリティのお餅が完成します!とっても美味しいです。
この記事では、5つの段落(ホームベーカリーで餅つきができる話、使った機械、必要な材料、作り方とレシピ、お餅のレビュー)に分けてご紹介しています。
これでホームベーカリーで失敗なしの餅つきができるようになると思います♩
ホームベーカリーでお餅つきができる話
自宅で餅をつくとき、一般的には「餅つき機」を使いますよね。私の実家でも漏れなくそうしていて、現在でも象印(ZOJIRUSHI)の機械を使っています。
ですが実は、餅をつく手段は餅つき機だけではありません。パンを作るホームベーカリーでも可能です!
最初にその話を聞いたときは「本当かなあ」とやや疑いましたが、今ではすっかりホームベーカリーでお餅をつくのが当たり前になってしまいました。それくらい使いやすく、美味しいお餅ができます。
ホームベーカリーであれば、お餅だけでなくパン生地やうどん・パスタ生地も作れますし、いろいろな食品を手づくりしてみたい方にはおすすめの機械なのでは、と思います。
使ったのはパナソニックのゴパン(GOPAN)
我が家で使っているのは、以下のホームベーカリーです。
- メーカー:パナソニック
- 機器名:ゴパン(GOPAN)1斤タイプ

残りご飯やお米でパンが作れる、ということで人気を集めていますよね。
冊子はこんな感じです(↓)

必要な材料
お餅つきでは以下の材料が必要になります。
- もち米…420g
- 水…280ml
- 片栗or上新粉(餅とり粉として使う)…適量
- アレンジ用の食材(黒ごま、青のり等etc)…大さじ3杯程度
※分量は1回分です
普通の白いお餅だけでよければ、アレンジ用の食材は不要です。今回、我が家では白いお餅のほかに「黒ごま入りのお餅」をついたので、黒ごまも用意しました。
2回つこうと考えたので、もち米は1kgの袋を購入しました。

作り方・レシピ
作り方の詳細は、各メーカー付属の冊子をご覧頂くのがベストですが、せっかくなので作り方をご紹介してみようと思います。
【1】もち米を研ぎザルで水を切る(30分)
もち米は水が透明になるまで、丁寧に洗ってすすぎます。その後はザルにあけて、30分水切りをします。

もち米は水に浸す必要はありません。浸してしまうと仕上がりが柔らかくなりすぎてしまうそうなので、ご注意ください。
【2】ホームベーカリーをセットする
ホームベーカリーには炊飯器と同じように、お釜の役割を果たす容器があります。我が家で使用しているパナソニックのゴパンには、2種類(小麦パンケースと米パンケース)があります。
餅を作る時は小麦パンケースを使用します。ケースの底にはもち羽根もセットします。

【3】もち米と水を入れてボタンを押す(蒸らし時間/50分)
洗浄済みのもち米と水を加えて、フタをして、ボタン(2か所)を押します。
- メニュー…餅つき用のメニュー番号(24)を選ぶだけ
- スタート…50分の蒸らし時間が始まります

たったこれだけで準備完了です!便利!
【4】ピーと鳴ったらフタを開けて再びスタートを押す(つく時間/10分)
蒸らし時間が終了すると音で合図してくれるので、フタを開けて再びスタートボタンを押します。
こうすることで、お餅をつく作業へと移ります。機械からは、お餅をついている音が聞こえてきます。


フタを開けておくことで水分が蒸発し、お餅が柔らかくなりすぎません。
ただし、湿度や餅の状態を見てフタを閉めてもOKかと思います。うちでは硬いお餅は嫌なので、適宜フタを閉めています。
【5】餅を取り出し保存の準備をする
つきたてのお餅はすぐに硬くなってしまうので、手早く処理します。
- 丸もちを作る場合…大きなプレート皿に出して、お好みの大きさに丸めて完成です。

- 伸し餅を作る場合…ジップロックに流し込み、めん棒などを使って薄く伸ばします。寒い場所に置いておき、翌日好きなサイズにカットして完成です。

お餅のレビュー
以下の量のお餅(2回分)が完成しました。
- 丸もち(白)…小ぶりサイズで16個程度
- 伸し餅(黒ごま)…一般的な切り餅サイズで16個程度
量が多すぎないので、夫婦二人暮らしにはぴったりです。
白い丸もちはふっくらとして、硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な食感に仕上がりました!もち米の粒感もほんのりと残っていて、舌触りも楽しめます。

黒ごまはプチプチとした食感が楽しく、香りも豊かです。白いお餅に飽きてしまいそうな方にぜひおすすめしたいアレンジレシピです!

あんこと合わせて頂くと、とっても美味しいデザートになります。

見た目も味も餅つき機と変わらないクオリティでお餅が作れるとは、ホームベーカリーの可能性を感じてしまいます。
小豆の煮方については以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ餅つきと同時に試してみて下さい♩お豆から煮る小豆はスッキリとした甘さで健康的です。

普通の煮小豆では物足りない!という方向けに「発酵あんこ」のレシピもご紹介中です。こちらは砂糖を使わず、発酵の力だけであんこを作るものです。やや酸味が感じられるあんこに仕上がります。

まとめ
ここまでホームベーカリーを使ったお餅の作り方をご紹介してきました。レビューしたようにお味も本当に美味しくて絶品です。自宅でお餅を手軽に作れると、食卓の幅が広がって楽しいですよね。ではまた。
