お正月やお彼岸に活躍するあんこ。自分で簡単に作れたら便利ですよね。どうやったら上手に作れるでしょうか?気になりますよね。
ということで、あんこ大好きでここ数年ほぼ毎年欠かさずあんこを作っている筆者がレシピとコツをご紹介してみます!
作り方はめちゃくちゃ簡単で、水の量は目分量であるほどです。ちなみにもともと参考にしていたのは、プロの和菓子職人さんのレシピですが、自分なりに簡単に出来るようにアレンジして今のかたちに落ち着きました。
この記事では、あんこ作りに必要な材料、作る手順とコツ、保存方法、をご紹介しています。
これで美味しいあんこが手軽に自宅で作れるようになりますよ!
あんこ作りに必要な材料
必要になるものは以下です。3つだけです!
- 小豆…400g(私はいつも北海道産の新物を使っています)
- 甜菜糖…150~200g(甘さ控えめになります、砂糖の種類はなんでもOKです)
- 水…適量
※道具は鍋、ザル、ヘラ(orおたま)、保存用タッパー(orラップ、ジップロック)を準備しておきます。
上記の材料で、310mlサイズのタッパー約5つ分のあんこが出来上がります。ジップロックであれば、Mサイズ(中サイズ)が4枚もあれば十分です。
小豆も甜菜糖(てんさいとう)も、スーパーやネットショップですぐに手に入ります。
ちなみに甜菜糖は、甜菜大根という野菜からとれる砂糖のことです。ミネラル豊富で体を温める作用があることで知られています。見た目は薄茶色です。
作る手順とコツ
【1】鍋に小豆と水を入れて火にかける
水は適量でOKです。たっぷりの水を使うといいですね。
【2】小豆が柔らかくなるまで30分程茹でる
中火でぐらぐら茹でます。指で頑張って潰せるくらいの硬さになったらOKです。時間はあくまで目安です。
【3】ザルにあけてゆで汁を全部捨てる
いったんゆで汁を全て捨てます。この作業はアク抜きの効果があります。省かず行います。
【4】小豆を鍋に戻し、新しい水を入れ火にかける
最初の手順と同じですね。小豆と新しい水を鍋に入れ、火にかけます。水の量は最初と同じくたっぷりです。
【5】一度強火で煮立たせる
新しい水を入れたあと、一度強火で煮立たせましょう。数分でOKです。
【6】弱火にして15分程煮る
【5】で煮立った小豆を見届けたあと、火を緩めます。小豆が指で簡単に潰せるくらいまで、大体15分程さらに煮ます。時間は目安です。
【7】小豆が柔らかくなったら砂糖の半量を投入し、20分煮る
だんだん水分も減って、一部の小豆が崩れて、煮汁があずき色になっています。このタイミングで砂糖の半分を加え、大体20分煮ます。
【8】水分が飛んできたら残りの砂糖を投入し、15分煮る
水分が減ってきたら砂糖の残りを全部入れましょう。再び15分程煮ます。完成が近づいています。
【9】砂糖が馴染んで、全体的にドロッとしたら火を止める
「ぜんざい」くらいかな?というところでストップするといいと思います。
【10】冷めたら自家製あんこの完成
火を止めたばかりの時はドロッとしていて「ぜんざい風」だったあんこも、しばらく冷ますとすっかり「あんこ」になっています。固まっています。
♢
これで全ての行程が終了です!
粒の食感がちょうどよく残り、小豆のしっとりした舌触りを感じられ、とても上品なあんこの出来上がりです。
出来立てが一番温かくておいしいので、つまみ食いし過ぎないように注意ですね。
保存方法
出来たあんこは冷凍保存がおすすめです。
タッパー、ジップロック、ラップ等を活用して冷凍します。私は冷凍庫の管理がラクな理由から、タッパーに保存しています。
あんことして使う場合は、電子レンジでチンして解凍or冷蔵庫に移して一晩待っても解凍できます。
ぜんざいとして使う場合は、冷凍したブロックのままお鍋に入れて適量の水を継ぎ足して火にかければ、温かいお汁粉が頂けます。
ちなみに冷凍したまま食べると「あずきバー」になっていて、それはそれで美味ですよ。いいおやつになります。
まとめ
ここまで簡単なあんこの作り方をご紹介してきました。プロの方のレシピを参考に、自分なりにアレンジしたものなので、とっつきやすく、簡単にはなっているのかなと思います。時間がない方、手軽に作りたい方に、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。ではまた。