健康のため、環境のため、など理由は様々ながら、お肉をやめたいと考えている人、砂糖や添加物の摂りすぎを見直したいと思っている人へ。摂取をやめたらどんな変化が起きるのか、気になりますよね!
そこで、肉・砂糖・添加物の3つをやめて10年目の筆者が赤裸々にお話します。
この記事では、食生活の前提条件(結構大事!)と、実際に体に起きた変化をご紹介しています。
これで、肉・砂糖・添加物をやめたらどうなるかイメージがわいて、実践したくなるかもしれません~!
7つの前提条件
今から約10年前(ハタチの時)に、自分の食生活をガラッと変化させました。
理由は、当時大学で学習していた環境問題に影響された部分が大きいのですが、もっと普遍的な想い(痩せたい、綺麗になりたい、健康に生きたい、家族も健康でいて欲しい)もありました。
そこから10年間、出来る範囲で肉、砂糖、添加物の摂取をずっとやめています。やめる前と比較して、体がいい方へ変化したことは間違いないと思います。
ただ、肉だけをやめた、砂糖だけをやめた、のように特定の食品一つをやめただけではなくて、食生活全般を見直して、複合的な要素が絡み合い変化が起きたのではないか?とも思っています。
ですので、体に起きた変化をお話する前に「3つ(肉・砂糖・添加物)をやめた」とはどういうことか、もう少し具体的な食生活を7つに分けて解説しておきます。
(1)やめた肉は牛豚の2種類
鶏は食べています。
これは理由を聞かれることが多いんですけど、2つあります。
- 栄養面について:鶏は牛豚に比べて脂の質が魚に近く、胃もたれしにくいからです。
- 環境面について:牛豚に比べて出荷までのスピードが早く、飼料(エサ)生産にかかる環境負荷が少ないからです。糞尿の量が少なく、清掃にかかる水資源の確保等に繋がることも挙げられます。
でも、正直そこまで厳格な理由はなくて、ただ鶏肉は無理なく美味しく食べられるから、という感覚もあります。曖昧ですいません……!
(2)やめた砂糖は白砂糖
白砂糖は血糖値が急激にあがって、糖尿病やその他の生活習慣病リスクが大きくなるため、自宅の料理で使用することはやめました。
代わりに甜菜大根から採れる「てんさい糖」を利用しています。普通にスーパーで買えます。
たまにハチミツ、メープルシロップ、黒糖なんかは使用します。これらは白砂糖に比べてミネラルが豊富です。
(3)お菓子は食べない
スナック菓子、洋菓子はほぼ食べません。
例えばドーナッツ、ケーキ、クッキーなどは食べません。和菓子はたまーに食べます(豆大福や寒天ゼリーなど)。
「お誕生日はどうするの?!」とたまに聞かれますが、そういう時はベジタリアンのお店や無添加にこだわるお店で信頼できる商品を調達したりします。
以下の記事ではベジタリアンでも食べられるヘルシーなケーキを紹介しています。
(4)自宅で使う食材に添加物を持ち込まない
自宅で使う食材には添加物をなるべく持ち込まないようにしました。
例えば、味噌、味醂などの調味料って原材料表示をよく見ないと添加物にまみれているんですけど、そういった細かいところからも添加物をなくすことにしました。
逆にいえば、添加物を除いているのは自宅のみです。月4,5回の外食では特に気にしていません。何を使っているか分からないので、その点はスルーしています。
ただ、チェーン店よりは手作りにこだわっているお店を選ぶようにしています。
(5)主食は米、小麦は控える
主食はお米が多いです。
パンは自宅で食べません。外食でインドカレー屋さんに行くと、ナンを注文するくらいです。たまに買ったとしても、ドイツパンのような食物繊維豊富な茶色いハード系のパンを食べます。
うどん、そうめん、蕎麦なども数か月に一度しか食べません。おやつでサツマイモを食べます。
(6)野菜をたくさん摂る
おかずは野菜が多いです。特に意識しているのは、旬の食材を選ぶことです。季節の食べ物は安いし、栄養価も高いのでおすすめです!
(7)揚げ物は食べない
天ぷら、唐揚げ、かつあげetc油を豊富に使った料理はほとんどしません。
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ここまでが前提条件です。さっそく以下より体に起きた変化をご紹介してきます!
※あくまで個人の体験談なので、参考程度におねがいします。
【変化1】毎日快便になった
お便通がビックリするほどよくなりました。1日1回はもちろん、3,4回ある時もあります。
お医者さんによると、毎食後便通があるのが理想だそうです。どこかの書籍でそう書いてありました。
【変化2】肌が白くなった
これは血液が関係しているのかな、と思います。
食生活を変えたことで、血液の質がよくなり、顔の血色もよくなったのではないかと考えています。実際ドロドロした血液は黒ずんでいるらしいです。
【変化3】体が軽くなった
体重が減った軽さというより、体の内側から支えられている軽さ、といった表現がしっくりきます。内臓が元気なのかな……?
便通がいいことで気分も晴れやかになり、足取りが軽くなっている、ということも考えられます。
【変化4】食欲が旺盛になった
めちゃくちゃ食べるようになりました。
便通がいいので、お腹が空くペースも早いんだと思います。食べて、出して、を繰り返していると、代謝もアップしてお肌も綺麗になるようです。
【変化5】血圧が下がった
逆に低血圧になるくらい血圧が下がりました。下がりすぎるのもよくないと思うので、これは要経過観察ですね。
【変化6】寝起きがよくなった
朝の「起きれない……」が比較的なくなりました。すっきり目覚めることが増えました。
余談ですが、これは断食明けだともっと効果的です。(断食は危険な行為なので、自己流はやめましょう!)
【変化7】風邪以外でダルイことがなくなった
「なんとなくダルイ」といった日がほぼなくなりました。
ダルイ日は風邪をひいている時or生理の数日前だけです。
【変化8】痩せた
これは体質とか個人差があるかもしれません。わたしは瘦せました。
【変化9】太りにくくなった
これも体質が関係あるかもしれません。
ただし、この食生活になってから体重が安定しました。1,2kg太ったかも?と思ったら、すぐ痩せることもできます。
【変化10】頭皮がべたつかなくなった
一日の終わりでも髪の毛をサラサラキープできるようになりました。
これは単純に年齢のせいかもしれません。
【重要】一番大きな変化だと思うこと
ここまでご紹介してきた変化のなかで、もっとも大きな変化だと思うのは、「便通がよくなったこと」です。
便通がよいということは、老廃物が体のなかに蓄積せず排出できているということ。これにより、体内に溜まった悪いものも一緒にデトックスできています。
肉・砂糖・添加物をやめて得られた、もっとも大きな健康効果は「自然な排泄力」にあるような気がしています。
まとめ
ここまで肉・砂糖・添加物をやめて10年で起きたことをご紹介してきました。
3つをやめたほかにも食生活に少しずつ気を配ることで、より効果が現れたのかもしれません。では今日はこのへんで。