※この記事内にはムカデ画像は出てきません。安心してご覧下さい。
本来は野外で暮らしているはずのムカデですが、家の中で見かけることも多いですよね。特に彼らは夜行性なので、わたしたちが寝ている隙に民家にしれっと入り込んでしまいます。
これまで筆者は、突然の鉢合わせに何度も心臓が飛び出そうになりました。
そんなときのために、「家の中のこんな場所にいる可能性がある」ということをあらかじめ肝に銘じておくだけで、心の準備ができそうです。
ということで、この記事では「まさかこんなところに!?」と驚いた意外なムカデの隠れ場所を7つ、実体験エピソードとともにご紹介します。
文末では、万が一遭遇してしまったときの効果的な駆除方法もおさらいしています。
これで家の中のどんな場所にムカデが潜んでいる可能性があるのか、知ってもらえたら幸いです!
普段は暗く湿った場所にいる
ムカデといえば、刺されたら即病院行きの害虫ですね。アナフィラキシーショックが起こる可能性もあるため、気を付けなければいけません。
5~7月が産卵期で最も活発です。9~10月くらいの涼しくなってきたタイミングでも活発になります。真夏、真冬は地面にもぐっているためほとんど見かけません。
そんな彼らですが普段は、落ち葉の下、岩の下、小石の間、朽木の中、など暗くて湿った場所に潜んでいます。
夜行性のため、日中は静止している姿をよく見かけます。
ところが夜になると驚くほど速い足取りで動き出し、エサを求めて家の中に入ってくることが……!恐ろしい!
家の中は最高の餌場ということですね。ゴキブリ駆除はムカデ除けの意味もありますね。
ちなみにゴキブリ対策にはハッカ油がおすすめです。
家の中の意外な隠れ場所7つ
それではさっそく以下から家の中で見つけた、意外なムカデの隠れ場所をご紹介していきます。
【1】長靴の中
まあこれは定番かもしれませんが、やっぱり本当にいます、長靴の中。履く前の入念チェックがおすすめです。知人からの話でも一番多いと思います。
【2】軍手の中
軍手の中、特に指先の先端部分にくるまって入っていることがあります。玄関に置いておいた軍手でしたが、若干濡れていたのもムカデが気に入ってしまう要素だったのだと思います。
【3】枕もと
寝ている最中に腕がチクチクして、硬い何かが触れたような気がして目が覚めました。ふと腕の方を見上げると、黒い物体が一緒にくるまって寝ていました。
【4】蛇口の中
蛇口をひねった瞬間、すごい勢いで水と共にシュポっと落ちてきたんですよね。まさかでした。
【5】レンジフードの中
朝起きて、キッチンに行って、お湯を沸かそうとしたらレンジフード(換気扇のような設備)から落下してきました。屋外と通じているので、壁をつたって入ってきたものと思われます。
【6】パソコンケースの裏
トートバックの中にしまっておいたパソコンケースがありました。トートバックから取り出してパソコンを入れようとしたところ、ケースの表面にばっちり張り付いてました☆
【7】食器マットの下
うちでは洗い物をのせるために、食器マットを使っています。鍋など大きなものは一晩そこに置きっぱなしにすることが多いです。夜が明けてみると、その食器マットの下で発見しました。
効果的な駆除方法をおさらい
最後に効果的な駆除方法を簡単におさらいして終わりにします。
詳細は以下の記事で書いている通りですが、経験上、ムカデには熱湯が最もよく効きます。
踏む、切断する、殺虫剤などはとどめを刺せないor格闘時間が長くなるためおすすめしません。また、死骸の臭いで別のムカデが寄ってくることもあります。
見つけたらバケツとトングを持って捕獲。早急にお湯を沸かして熱湯をかける。可哀想ですが、この方法が最もスマートで効果的です。
我が家には、家のどこでムカデを見かけても良いように、家のいたるところにバケツ&トングセットが設置してあります。
ムカデは逃げ足が速いので、今のところバケツ&トングセットは大活躍しています。
まとめ
ここまで「こんなところにムカデさん」をテーマに、家の中で見つけた意外な隠れ場所をご紹介してきました。
ムカデは5~7月、9~10月くらいが最も活発なシーズンのため、時期にも注意していきましょう。ではまた。