寒さ対策

【寒さ対策】古民家の暖房におすすめ!ガスファンヒーターがいい理由

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気になるさき
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ガスファンヒーターって実際どうなの?古民家暮らしに向いてる?

木造家屋で暮らすと心配になるのが、寒さですよね。ツライ冬も心地よく乗り切りたい!

さて、暖房器具の選択肢として挙がってくる「ガスファンヒーター」って実際どうなんでしょうか?古民家などの木造家屋にも向いているのでしょうか?

ということで、実際に自宅でガスファンヒーターを愛用している筆者が解説をしてみます!

ちなみに筆者は、ものすごく寒さが苦手で暖房器具をひと通り試した経験もあります。そのなかで断トツに良かったのが、ガスファンヒーターでした。また過去にガス会社での勤務経験があり、メリットを熟知しているつもりです。

この記事では、我が家の暖房事情、ガスファンヒーターをおすすめする理由、使用するために必要なもの、ガス栓新設にかかった費用、ガス代(プロパン)、をご紹介しています。

これでガスファンヒーターの良さが伝わりますように!

我が家の暖房事情

私たちは築約50年の古民家で暮らしています。もちろん木造で、縁側いっぱいに窓があり、寒さが家の側面や底から迫りくる感じがあります。

そんな古民家で、冬に活用している暖房器具は以下5種類です。

  • ガスファンヒーター(プロパン用)
  • こたつ
  • 電気マット(椅子、寝床)
  • セラミックヒーター
  • エアコン

そのなかでも断トツに頼りになるのが、ガスファンヒーター(プロパン用)です!

ガスファンヒーターなしでは生きていけません。本当におすすめです。以下からなぜそこまでおすすめするのか、一つ一つご紹介してみます。

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ガスファンヒーターをおすすめする理由

全部で6つの良いところがあると思います。

【理由1】すぐに温風が出る

これ、寒がりさんなら分かると思うんですが、めちゃくちゃ重要ですよね。

ガスファンヒーターってスイッチオンしてから約5秒でバーッと温風が出始めるんですね。特に早く着替えたい明け方に助かる能力です。

以前実家で使っていた石油ストーブやオイルヒーターは暖まるまでにしばらく待つ必要があり、辛かったです。

【理由2】燃料補給の必要がない

灯油を使うタイプのストーブって、ガソリンスタンドへ買い出しに行く必要があったり、燃料を補給する作業がありますよね。

ガスファンヒーターはその手間が省けるので、本当にラクです。そういうの面倒くさい……と思う方はもちろん、仕事で忙しい人にもありがたいことだと思います。

ちなみにガスファンヒーターの仕組みは、ガス栓にガスホースを繋ぐだけでOKです。簡単!

【理由3】勢いがよく部屋全体が暖まる

ガスファンヒーターは、すぐに温風が出るだけでなく、その威力が強いのも特徴です。

我が家では現在、たまに使う部屋にセラミックヒーターを設置しています。セラミックヒーターも確かにすぐ温風が出るには出るのですが、威力がとても弱いです……。広い空間を抱える古民家には向いていないです。

勢いはとても重要なポイントで、ガスファンヒーターはその点も安心できます。

【理由4】消火の時のニオイがない

ストーブってものによって、消したときに変な臭いしませんか?空気を入れ替えたくなるような感じの、アレです。

ガスファンヒーターであれば、付ける時も、運転している時も、消す時も「無臭」です。あまりにも自然に温風が出るので、感動します。

強いて言うなら、季節の変わり目に片づけする際、ガスホースを機器から抜いたときにガスの臭いが一瞬フワッとするな、という程度です。

【理由5】乾燥しにくい

天然ガスって燃焼するときに、水分が発生するんですね(天然ガスの主成分はメタンで、1つのメタン分子が燃焼すると、2つの水分子を生み出す)。

そういう意味で、乾燥しにくいと言える暖房器具です。肌負担や風邪が気になる季節に、ぴったりですね。

とはいえ実は、知識としては分かっているのですが、体感としてはそこまで感じていません。

【理由6】軽くて持ち運びがラク

ガスファンヒーター、軽くて持ち運びがラクです。寒くなった!と思ったらサクサクと箪笥のなかから取り出せます。

また、ひょいっと持ち上がるので、ガスホースの長さが足りれば数メートル単位で移動も可能です。

例えばお料理をしている時はキッチン側に向けて、食事の時はダイニング側に向ける、といったことも手軽にできますね。

使うために必要なもの

実際にガスファンヒーターを導入することになったとして、必要になるものには何があるのでしょうか?

  1. 機器本体(地域によって都市ガス用orプロパン用を選ぶ)
  2. ガスホース
  3. ガス栓

以上の3つは必須です。

念のため簡単に、ガスファンヒーターの使い方を説明します。

まず、機器本体のうしろにガスホース接続口があるので、そこにガスホースを繋げます。その後、ガスホースをガス栓に差し込めばOKです。電化製品のコンセントとほとんど同じ使い方です。

本体を買う場所については、どこでもいいと思います。家電量販店、ネット通販、ガス会社、などなどお好きなところを選びます。メーカーは、リンナイかノーリツのどちらかになると思います。うちはリンナイです。

都市ガス用とプロパンガス用を間違えないように注意してくださいね。また、サイズもいろいろあります。例えば木造10畳だと35号サイズで対応可能です。

ガスホースは、お好みにあった長さのガスホースを購入しましょう。短すぎず、長すぎない2メートルか3メートルが便利かなと思います。

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問題になるのは、ガス栓です。もしご自宅にガス栓が無い場合、1時間程度で終わるガス工事が必要になります。

以下、ガス工事について解説しておきます。

ガス栓新設にかかった費用

我が家もそうだったのですが、自宅にガス栓がありませんでした。

そうなると、地元のガス屋さんや設備業者にお願いして、ガス栓新設のためのガス工事をする必要があります。

ガス工事といっても、作業時間は1時間ほどの簡単な工事です。日数は、下見を含めて2日間で完了でした。

工事費用ですが、私たちは27,500円をお支払いしました。

「すでにガス栓はあるけれど、もっとガス栓を増やしたい!」という場合も、ガス栓増設の工事が必要になりますね。

どの部屋でガスファンヒーターを使いたいか、事前に考えておきましょう。

ガス配管の位置や長さによっては、希望の部屋にガス栓を付けられないこともあります……!特に古民家は横長の建物なので、工事をお願いするガス会社や設備会社さんによくよく相談してみましょう。

気になるガス代(プロパン)

ガスファンヒーターを使った時のガス代って、気になりますよね。

そこで、我が家の家計簿から「ガス代」部分を抜き出して公開してみます。1年間の金額変動はこんな感じでした。

※夫婦2人暮らし(お風呂はシャワーのみ、コンロはほぼ毎日1時間程度使用)

※請求料金は前々月のガス使用分

★マーク箇所がガスファンヒーター利用時のガス代

 

  • 2020年1月 …6,699円
  •   〃   2月 …★10,813円
  •   〃   3月 …★10,850円
  •   〃   4月 …★11,785円
  •   〃   5月 …★11,299円
  •   〃   6月 …★9,130円
  •   〃   7月 …6,773円
  •   〃   8月 …5,689円
  •   〃   9月 …4,492円
  •   〃   10月 …3,931円
  •   〃   11月 …4,043円
  •   〃   12月 …未定

大体想像通りかもしれませんが、ガス代はやはり冬の時期が高くなりますね。

ガスファンヒーターだけでなく、お風呂などでお湯を出す際も、夏場よりガスを多く使用するので高くなるのは当然です。逆に我が家では、電気代が冬に安くなります。

こんな感じで、費用を気にするときは、ガス代だけでなく電気代と一緒に考えるといいかもしれません。

まとめ

嬉しいさき
嬉しいさき
古民家でのガスファンヒーター利用がおすすめの理由がわかった!

ここまで、古民家でぜひ使いたい暖房器具「ガスファンヒーター」に関するあれこれをご紹介してきました。本当に暖かく快適ですよ!ではまた。

ABOUT ME
さき
▼さき(妻)▼海のある町で育ち、現在は湖畔で生活中 ▼当ブログでは田舎暮らしの工夫や発見を気ままに発信中 ▼ヤギのお世話が好き