茨城県の地銀・筑波銀行に「あゆみ住宅ローン」という商品があります。これは東日本大震災の被災者が利用できるものです。震災当時、震災を受けた地域にお住まいだった方は該当する可能性が高いですが、もう少し商品内容について知っておきたいですよね!
そこで「あゆみ住宅ローン」を実際に組んでいる筆者が解説します。
この記事では、あゆみ住宅ローンの概要、金利、申込時に必要な書類、取扱手数料と保証料、返済方法をご紹介しています。
これで「あゆみ住宅ローン」のことが分かるようになりますよ!
筑波銀行「あゆみ住宅ローン」って?
茨城県の地銀「筑波銀行」は、東日本大震災で被災された方を対象に、専用の割引プラン
振興支援「あゆみ住宅ローン」を設けています。
この住宅ローンを受けるには、東日本大震災の時、被災地に住んでいる必要があります。
必要な書類は、「被災証明書」または「罹災証明書」です。
東日本大震災当時、罹災証明書の提示で高速道路が無料になった記憶があるかもしれません。今回必要なのは、市役所で発行しているその書類です。
この証明書を自治体が発行終了している場合などは、住民票で代替できるようです。
「あゆみ住宅ローン」の金利は?
あゆみ住宅ローンの金利は以下です。
例えば、筑波銀行の通常の固定3年の金利が2.800%ですので、0.750%は格段に低い金利であることが分かると思います。
- 変動金利 0.600
- 固定3年 0.750
- 固定5年 0.950
- 固定10年 1.200
段階固定金利型も2種類用意されています。段階金利は、返済期間中の金利が固定されている「固定金利」の住宅ローンで、金利が2段階以上に設定されています。
段階固定金利型の2種類も「あゆみ住宅ローン」の対象者は、格段に低い金利になります。
「つくば11」は当初11年間は金利が低いプランです。
つくば11
- 当初11年間 1.150
- 11年以降 2.350
「アトラク」は、当初11年間の金利が高く、後からラクになるプランです。
アトラク
- 当初11年間 1.450
- 11年以降 0.950
申し込みに必要な書類は?
申し込みに当たって必要な書類は以下です。
これは、「あゆみ住宅ローン」のチラシにある案内ですが、事前審査、本審査と進むにつれて、申込内容に合わせた書類が必要になってきます。
申し込みに当たって必要な書類
- 罹災(被災)証明書(市町村によっては住民票で代替)
- 所得の証明書類(住民税決定通知書、納税証明書等)
- 住民票謄本1通
- 印鑑証明書3通
- 資金使途確認資料(売買契約書、登記簿謄本等)
取扱手数料・保証料は?
住宅ローンでは、金利の他に「取扱手数料」「保証料」が必要になってきます。
「取扱手数料(事務取扱手数料)」は、融資実行時に金融機関へ支払う手数料のことです。大きく「定額型」と「定率型」があり、金融機関によって金額が異なります。
- 定額型 : 融資金額にかかわらず一律の金額
- 定率型 : 融資金額✕○%+消費税(融資金額に一定の利率をかけた金額)
筑波銀行では定額型で、筑波信用保証(株)の場合の33,000円、もしくは全国保証(株)の55,000円のどちらかになります。
また「保証料」も必要となります。「保証料」は、住宅ローンの返済ができなくなった時に、住宅ローンの支払いを保証会社にしてもらうために払うお金です。
この金額は、申込内容によって大きく異なるようですが、筑波信用保証(株)の場合、5年のローンで2,565~5130円、30年のローンなら15,990円~31,988円となっています。
抵当権の設定
融資対象物件に抵当権の設定をする必要があります。
抵当権とは、銀行への住宅ローン返済が滞った時、銀行側は確実にお金を回収するために土地や家を担保にしておけるという権利のことです。
つまり、住宅ローンが払えなくなった場合、銀行側は不動産を取り上げることになります。
返済方法は?
返済方法は、毎月の元利均等返済です。「元利均等返済」は、毎月の返済額が一定となる返済方法のことです。
ただし、ボーナス時の増額返済は可能です。
繰越返済も可能で、その場合は手数料がかからないネットバンキングがオススメです。
筑波銀行 あゆみ住宅ローン(PDF)(2023年5月現在)
※金利など日々変わる情報が含まれています。最新情報は筑波銀行ホームページでご確認ください。
まとめ
ここまで茨城県の地銀・筑波銀行が提供する「あゆみ住宅ローン」について詳細に解説してきました。参考になれば幸いです、ではまた。
