庭のお手入れのため刈払機を買うことを決めても、どんな基準で選んだらいいのか全く分からないですよね。
そこで、その道のプロから教わった、刈払機の選び方を解説していきます!実は近所のホームセンターに何でも相談に乗ってくれるベテラン店員さんが一人いて、お話しを伺ってみました。
この記事では、電動タイプとエンジンタイプの違いや特徴、チップソーとナイロンコード(刃の部分)の使い分け、購入時に注意するポイントなどをご紹介しています。
これでどんな刈払機を買ったらいいのか、迷わなくなりますよ~!
電動/エンジンの違い&特徴
電動タイプ
家庭で使う場合は「電動タイプ」がオススメです。
家庭といっても、広いお庭をお持ちの方にはおススメできません。集合住宅など、敷地内に小さなお庭がある程度の方には便利です。
以下の二種類から選びます。
- 充電式
- コード式(※コードが届く範囲で使用する場合は、こちらの方が便利)
エンジンタイプ
集合住宅以外の、広い庭付き古民家などで使う場合は「エンジンタイプ」がオススメです。
初心者の方は、馬力(排気量)が20ccの刈払機がオススメされている場合が多いですが、これより馬力が高いものがいいです。
またエンジンタイプには二種類があります。
【2サイクル】
- 特徴…故障が少ない・軽い・安価
- 燃料…ガソリンとエンジンオイルの混合
【4サイクル】
- 特徴…本体自体が重い・燃費が良い・エンジン音が気にならない
- 燃料…ガソリンのみ
※2サイクルが一般的ですが、最近では4サイクルもよく見かけるようになりました。
以上を踏まえて私たちは、こちらを買いました。
- 2サイクル
- 馬力26㏄
※「商品名」の数字で馬力が分かります。
馬力は、低いほうが金額的には安いのですが、高いほうが太い雑草(篠竹など)を刈ることができたり、効率よく刈ることが出来ます。
チップソー/ナイロンコード(刃の部分)の使い分け
チップソー
チップソーは刈払機の定番です。
通常の場合、チップソーを購入すれば、万能に使用することが出来ます。
チップソーの中にも刃の形によって、特徴的なものもあります。例えば「荒地、緑刈、石の多い場所に最適」のように記載してあります。
ナイロンコード
ナイロンコード(ナイロンカッター)は、障害物が多いところに使用します。庭のお手入れに最適です。
刃がないため安全性の観点からも人気です。
私たちの場合は、切り株や石が多いところなどに使用しています。
家のコンクリートの基礎周りにも使えます。
ナイロンコード購入の注意点
ナイロンコードは、「共重合ナイロン」という特殊な素材で出来ており、回転させることで、ムチのような原理で草を刈ることが出来ます。
しかし、刈払機本体への負荷がかかりますので、20㏄のエンジンでは故障の原因となります。
ナイロンコードの選び方
ナイロンコードだけでも、たくさんの種類のものが売られています。オススメなのは「コードが取り付けやすいもの」です。
コードが短くなった時に自動で出てくるものはやめましょう。これもエンジンに負担が多いためで、手間でも「付け替えるタイプ」がいいです。
付け替えるタイプのなかでも種類があります。
- 差し込むだけで簡単に付け替えられるもの(推奨)
- 巻きなおす必要があるもの
国内メーカーをオススメする理由
刈払機は特別難しい仕組みではないため、中国産など知らないメーカーのものでも見劣りするとは思えません。
しかし、修理の時に部品が入手しやすいなどの理由から、国内メーカーなどホームセンターでよく見かけるマキタ、ホンダ、やまびこ、などのメーカーを選ぶのがオススメです。
また、よく行くホームセンターが決まっていれば、プライベートブランドでもいいかもしれません。
まとめ
ここまで刈払機の選び方を解説してきました。広い敷地の整備には必須のアイテムですよね。
刈払機を上手に使って、古民家ライフを楽しんでください。ではまた。