「茨城といえば納豆」はよく言われる話ですが、ちょっと変わった納豆も存在しています。そのうちの一つが干し納豆です。簡単に言うと乾燥した納豆なのですが、どういう風に食べると美味しいのか気になりますよね!
そこで茨城在住かつ干し納豆がいつも食卓にある筆者が解説します。
この記事では、干し納豆の概要、おすすめの食べ方、おにぎりをすすめる理由、干し納豆おにぎりの作り方、各社が販売する干し納豆比較をご紹介しています。
これで干し納豆の食べ方が分かるようになりますよ!
干し納豆ってなに?
干し納豆とは茨城ではメジャーな食べ物で、納豆を乾燥させたものを言います。
フツウの納豆は混ぜれば粘り気が出ますが、干し納豆はパラパラしていて粘りはありません。見た目は乾物特有のしわしわ感があります。
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味もフツウの納豆と異なります。大豆のコクを何倍増しにもしたような芳醇さで、その風味はチーズを思わせます。目を瞑って食べたら本当にチーズと区別がつかないかもしれません。
食感はそのまま食べると硬めです。お湯でふやかしたり、熱を持つ食材にかけたりすると柔らかくなります。煮豆のようにぽっくりとした舌触りに変身します。
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おすすめの食べ方はおにぎり
干し納豆は、お茶請けとしてそのまま食べたり、サラダにかけたり、食べ方は自由です。
なかでも私がおすすめしたいのは「おにぎり」です。最初に作って食べた際は、革命じゃないかと思うほど感動したことを覚えています。
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なぜおにぎりをおすすめするのか理由をお伝えします。
すすめる理由1/栄養面で都合がいい
体を作るたんぱく質は、20種類のアミノ酸でできています。この20種類のうち、体内で作り出せるものもありますが、食品から摂取しないといけないものもあります。
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お米は素晴らしい食品で、ほぼすべてのアミノ酸を含有しています。ただ1つだけリジンというアミノ酸が足りません。そこで大豆の登場です!
大豆にはお米に足りないリジンが豊富に含まれているんですね。なので、お米と大豆は好相性というわけです。
干し納豆おにぎりにすればお米に足りないアミノ酸をカバーできて、おにぎり一つで栄養たっぷりに。
すすめる理由2/美味しい
干し納豆おにぎりのポイントは、熱々ご飯に触れると干し納豆がほどよい食感に変身するところです。
初めて食べる人は「黒豆ご飯?」と思うようです。黒豆に似た見た目と、ほっくりとした食感が関係しているみたいです。
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普段納豆が苦手な方や外国人でも全く抵抗なく食べられると思います。逆に普段納豆が好きな方はいつもと違った納豆の風味を堪能できて楽しいです。
干し納豆おにぎりの作り方
とっても簡単ですが、干し納豆おにぎりの作り方を写真付きで解説します。
まず熱々ご飯をラップにのせます。
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大さじ一杯の干し納豆を取ります。
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ご飯の上にまんべんなくかけます。
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握ってお好みで海苔を巻きます。
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以上です!簡単。
干し納豆の量は気分によって変えてみてください。干し納豆を減らして、梅干しとブレンドするのも美味しいですよ。
各社の特徴比較
茨城でメジャーな干し納豆は、いくつかの会社が販売しています。せっかくなので各社の特徴を比較してみます。
- 和泉屋…添加物の使用なし。塩分がちょうどよい。硬めの食感。
- 水戸納豆…添加物の使用なし。塩気がほぼない。ぽっくりした食感。
- 笹沼五郎商店…添加物の使用なし。塩気を感じる。極小粒で小さめ。
- 天狗納豆…駅のコンビニ等でも買える。味は濃いめ。
私がよく食べるのは「和泉屋」と「水戸納豆」の干し納豆です。大容量サイズで購入して瓶に詰めて保存し食べることが多いです。
いろんな会社の干し納豆を自宅で食べ比べても面白いですね。
余談ですが、茨城のユニークな納豆に「そぼろ納豆」というものもあります。納豆と切干し大根を混ぜた郷土料理なのですが、こちらも美味しいので気になる方は以下の記事もご覧下さい。
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まとめ
ここまで茨城でメジャーな干し納豆の食べ方、他をご紹介してきました。干し納豆おにぎりは感動しすぎて早く全国に普及しないかな、と期待しています。ではまた。
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