生ごみを家庭内でポイポイ捨てることができるコンポストが便利です。我が家は引越しと同時に、コンポスト生活をスタートさせました。生ごみが減り、かつ畑をやる場合には肥料へと変身してくれて大変便利です。
しかも市町村によっては購入費用について補助金制度があります。場合によっては半額補助もあり得るオトクな制度。詳しく知りたいですよね!
そこで実際に補助金をもらった筆者がその時の様子を解説します。
この記事では「茨城県行方市」での手続きを一例にとって、対象になるコンポストの種類、申請方法、実際の入金金額をご紹介しています。
これで生ごみ処理容器(コンポスト)の補助金制度を理解することができます!
生ごみ処理容器ってなに?
行方市の場合、補助金対象となる生ごみ処理容器は3種類でした。
- コンポスト容器…土壌の表面に設置。土中の微生物活動を利用する方式。
- 密閉型発酵容器…密閉して生ごみ発酵剤を使用する方式。
- 電動式生ごみ処理機…電動式、乾燥式、バイオ式等のもの。
私たちの場合は、一般的なコンポスト容器を購入しました。
ホームセンターなどでよく見かける、緑色の大きなバケツのようなアイテムです。蓋が付いていて、底は抜けています。庭や畑に、コンポストの底が埋まるような大きい穴を掘って使用します。
他の市町村についても補助金が出る地域が多いようでした。「生ごみ処理容器、○○市」で検索するとよいです。
ちなみに補助金の目的は、以下の2点があるそうです。
- 家庭から排出される生ごみの減量
- 資源利用の意識の高揚を図ること
物理的な効果と心理的な効果を狙っての補助金なんですね~。
申請の方法
行方市の場合、担当の課は環境課でした。
コンポスト購入後は、以下を準備して役所へ行きましょう。
【事前に準備するもの】
- 領収書(商品名と宛名が明記されたもの)
- 保証書のコピー(電動式のものに限る)
【持参するもの】
- 印鑑
- 補助金を振り込んで欲しい金融機関の口座番号控え
窓口で「生ごみ処理容器の補助金の件です」とお伝えすると、指定のフォーマットを渡されますので、必要事項を埋めていきます。
また、コンポストを購入した店舗で、領収書宛名を入れてもらうことを忘れずに!私は宛名が書かれていなかったことを理由に、いったん書類不備でやり直しをした経験があります……。
書類が受理されると後日、以下のような通知書が市役所より届きました。
無事、指定口座への入金も確認出来ました。コンポストが4,000円程度だったので約半額分が振り込まれていたことになります。
引越し直後は何かと市役所へ行く機会があると思いますので、生ごみ処理容器の件もついでに申請してしまうとよいと思います。
ただし一家に何基分まで&いくらまで、といった上限が設けられていましたので、事前に要チェックです。
まとめ
ここまで茨城県行方市を例にとって、生ごみ処理容器の補助金制度を解説してきました。
コンポストを購入して補助金が出るなんて想像もしていなかったので、最初ご近所さんからその話を聞いたときは驚きました。
少額でも補助金を頂けるのは嬉しいですね。ぜひ引越し先の自治体に確認してみて下さい。ではまた。