春を代表する山菜、ふき。ちょっとした苦味がアクセントになって美味しいですよね。しかし、山菜ならではの処理方法が分からず困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、初心者でも超簡単に出来るふきの処理の仕方を解説します!
この記事では、ふきの見つけ方、あくの抜き方、皮の剥き方を中心にご紹介しています。
これで春の山菜、ふきを美味しく頂けるようになりますよ~!
ふきの見つけ方
ふきは葉が大きくて、茎が細長い植物です。
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葉は手のひらを広げたくらいの大きさで、顔が隠れそうです。
我が家の庭で収穫できるのですが、日当たりがばっちりなところよりも、ちょっと日影ができるところに多く生息しているようです。特に大きな木のそばが多いです。
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ふきを収穫します。剪定バサミを使って根元からざっくり切ります。
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その後、葉を切り落としてしまいます。今回ご紹介するのは「茎の部分」の下処理です。葉の解説はありません。
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下処理
収穫後はすぐに下処理するのがおすすめです。時間が経てば経つほど、切り口が黒ずんできてしまいます。
以下の作業へ入る前に、泥や土は水で洗い流します。
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鍋に合わせてカット
綺麗に水洗いできたら、ふきを鍋の大きさに合わせてカットします。
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このあと全部の皮を剥くことになるので、なるべく大きな鍋を使って、できるだけ長めにカットすると、後ほどの処理がラクになります。
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板ずり
カットしたふきをまな板にのせます。塩を大さじ1杯程度かけます。
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塩がまんべんなく広がるように、板ずりします。まな板の上でふきをゴロゴロ転がすイメージです。
この段階で少しふきの色がパッと鮮やかになります。
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あくの抜き方
板ずりを終えたら、塩を洗わずそのまま鍋へ入れます。沸騰したお湯のなかで3~5分茹でます。茹で過ぎ注意です!どろどろになってしまうので、この程度の茹で時間がよいです。
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時間が経過したら、冷水にさらします。氷がある場合、氷も使用した方がいいようです。私はただの冷水で処理しました。それでも大丈夫です。
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皮の剥き方
冷水にさらしたあとは、皮むきに入ります。
皮はふきの端っこをつまむようにして持つとずるっと剥けますので、そのまま下へ引っ張ります。太いふきほど綺麗に剥けます。
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個体によってはずるっといかないので、その場合は少し爪を立てて地道にスジを取っていきます。細めのふきはこうなりがちです。もともとが細いため皮が薄いのかもしれません。
皮は結構大量になります。全部捨てます。
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ここまでできたら処理はすべて完了です!鮮やかな色を放つふきができました。
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保存方法
処理した状態で、水を入れたタッパーにふきを入れて約5日はもちます。ただし、毎日水を取り替えます。
調理例
ふきと鰹節のおひたし
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ふきの定番メニューです。王道料理ですがやはりふきらしさを感じるにはぴったりのメニューです。
以下の材料を鍋に入れて10分ほど煮ます。
- 5センチ程度に切ったふき
- 鰹節
- 酒
- 砂糖(お好みで味醂)
- しょう油
※分量はお好みで調整してください。私は「しょっぱい>甘い」を重視したのでしょう油を多めにしました。
ふきの味噌あえ
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ご飯のお供にぴったりのメニューです。
以下の材料をフライパンに入れて、5分ほど火を通します。
- 1センチ弱にきったふき
- ふきが浸るくらいの水
火が通ったら、火を消します。
その後、味噌と油数滴を混ぜ合わせます。油数滴を含ませることで舌触りがよくなります。できれば味のない油(椿油、太白ゴマ油など)がおすすめです。オリーブオイル、ゴマ油などは匂いが強いので、あまりおすすめしません。
まとめ
ここまで春の山菜、ふきの処理の仕方を解説してきました。季節を感じるにはぴったりの植物なのでぜひ試してみて下さい。
同じく春の植物タケノコの処理の仕方は以下の記事で解説していますので、どうぞ。
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ではまた。
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