山羊日記

【山羊日記】ヤギの爪切り体験談!病院で削蹄(さくてい)してもらった話

困ったそうしゅう
困ったそうしゅう
ヤギの蹄が伸びている気がするけど、ヤギも爪切りが必要なの?どうすればいいの?

ヤギを観察していると、蹄がじわじわ伸びているような……?飼い主としては、ヤギも爪切りが必要なのだろうか?と疑問に思いますよね。

結論から言うと、ヤギも爪切りが必要です!爪切りのことを削蹄(さくてい)と呼んだりもします。

とはいうものの、最初はどのようにしたらよいか全く分かりませんよね。端的に言うと、少しでも不安があったらまずは近くの獣医さんに診てもらうのがおすすめです。そこで、病院の話を含め爪切りに関する話を、実際にトカラヤギを二頭飼育している筆者が解説をしてみます!

具体的には次のトピック(ヤギにも爪切りは必要なのか、飼い主が対応できるのか、病院で削蹄した時の様子・ヤギの反応、病院で削蹄するメリット・デメリット)に分けてご紹介してみます。

私たちは削蹄失敗によりヤギが怪我するリスクを考えて、まずは病院へ連れていくことにしました。獣医師のやり方を一度見て、次回は家でもできそう!と非常に勉強になりました。

この記事で、ヤギの爪切りに関しての不明点が解消されれば嬉しいです。

ヤギって爪切りが必要なの?

ヤギも爪切りが必要です。専門用語で削蹄(さくてい)と言うことも。

削蹄頻度は、普段どのような環境で飼育しているかにもよりますが、一カ月に一度~三カ月に一度とされています。

コンクリートや粗目の砂利を歩き回っていれば蹄が自然と削れるので、毎月までは削蹄を行う必要はないようです。一方で、土や草原などにしかいなければ、毎月削蹄してあげるのがベストだそう。

これから病院へ行くよ。

爪を伸ばしっぱなしにすると、そのうち蹄が変形して歩けなくなったり、その他の病気に罹患するリスクが高くなります。ヤギの健康は足元からですね。定期的に爪を切って、小屋の床は清潔に保つことが大切です!

語るそうしゅう
語るそうしゅう
うちの子たちは普段コンクリートにいることが多いのですが、さすがに二頭とも爪が伸びてきてしまいました。なんとかしないと!

飼い主でもできる?できない?

飼い主が削蹄することも可能です!

ただし初めての場合は難しいと感じるかもしれません(私は難しく感じました)。

難しいと感じた理由は以下です。

  • どんな道具が最適か分からない。
  • どこをどれくらい切っていいか分からない。
  • ヤギが暴れている時の抑え方が分からない。
  • 出血したらどうしようという不安が大きい。

削蹄は、剪定バサミやカッターを使って伸びすぎてしまった部分の爪を切り落とす作業です。きちんとした道具で、きちんと処置しないと怪我や出血のリスクがあります。

それでもYouTubeを見たり、本を読んだり、勇気をふるわせて自分たちで削蹄に挑戦したこともありました。

語るそうしゅう
語るそうしゅう
自分たちでやってみた結果……ヤギが暴れて撃沈しました(笑)

ヤギが嫌がる姿を見ているのが辛く、こりゃダメだと感じ、まずは獣医師が行っている正しい方法をしっかり見ようと病院へ連れていくことに。

車の長旅を終え、病院に到着したところ

ちなみにヤギ(大動物)を診療できる獣医師は非常に貴重で、なかなか見つからないかもしれません。獣医師の探し方は以下の記事でご紹介中です。

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病院で削蹄した時の様子・ヤギの反応

病院へ連れていくと、まずは体重計に載せられました。

語るそうしゅう
語るそうしゅう
体重計に載ったまま、サクサクと削蹄作業が始まったよ!おとな三人がかりの大作業!

ヤギが暴れないように、飼い主がヤギの耳を持っているようにと指導がありました。「こっち向いて」というイメージでヤギの耳元~頬を両手で挟み、前を向かせます。看護師さんは太もも辺りを支えています。

先生は後ろ足から削蹄に入りました。後ろ足をビヨーンと伸ばし、ヤギが無理な態勢にならないような状態でパチパチと爪を切っていきます。切る前に爪に挟まった汚れを落としていました。

語るそうしゅう
語るそうしゅう
先生が使用していたのは剪定バサミのような道具だったよ!ただ、一般的な剪定バサミよりも刃先は細長くてスリムな形をしていたよ。

蹄のフチに沿って、少しずつカットしている様子でした。この時ヤギがキックをしようとしますが、我慢してもらいます。

後ろ足が終了したら、お次は前足です。前足はお腹側に足を折り畳むような姿勢にさせてから(お座りする時のイメージ)、削蹄を行っていました。切り落された爪が床に散らばっていきます。

語るそうしゅう
語るそうしゅう
削蹄の最中、ヤギは思ったよりも大人しくいい子にしていました。

こんな感じで二頭分の削蹄が行われました。

終わった……!

病院で削蹄してもらうメリット

まずはメリットのご紹介です。

【1】削蹄失敗や出血のリスクがない

自分で削蹄して失敗したら?出血したら?という不安がなく、獣医師というプロにお願いできるので安心できます。正しく処置してもらえ、本当に有難かったです。

【2】次回自宅で行う際の下見になる

一度先生のやり方を見たので、次回は自分たちだけで削蹄できそう!というイメージが持てました。使う道具は刃先が細長いスリムな剪定バサミでオッケーですし、ヤギが暴れない抑え方(耳元を両手で持って前を向かせる)もマスターできました。

【3】蹄の変形矯正に対応してくれる

爪切りが遅れてすでに蹄が変形している場合、何回か通って矯正してもらえる可能性があります。一度では治らないことがあるので、時間をかけてゆっくりと治していきます。

病院で削蹄してもらうデメリット

【1】削蹄費用がかかる

気になる削蹄代は、一頭当たり6,000円(税抜)でした。我が家は二頭いますので、合計で13,200円(税込)の出費となりました。

診療代については特にかからず0円と表記されていました。削蹄のみであれば診療には当たらないようです。

【2】車移動によりヤギにストレスがかかる

うちから病院まで車で1時間かかります。その間、ヤギは慣れない車に揺られて、気持ちが悪そうな鳴き声を出していました。普段は聞かない鳴き声だったので、強いストレスをかけてしまったようで申し訳なくなりました。

車は嫌い……。

削蹄より移動の方が苦痛だったかもしれません。

【3】複数頭いる場合は削蹄に時間がかかる

当然といえば当然ですが、複数頭で病院にかかる場合は時間がかかります。今回、正確には計測していませんが、削蹄時間は一頭につき20分くらいだったかな?と思います。

まとめ

理解したそうしゅう
理解したそうしゅう
ヤギも爪切りが必要なことがわかった!病院で削蹄する時の流れや様子もわかった!

ここまでヤギの爪切りと病院での削蹄についてご紹介してきました。無事に爪切りがうまくいきますように!私たちも次回は自分たちで完結できるように頑張ろうと思います。

ABOUT ME
そうしゅう
▼会社員生活を経て婚姻→湖畔の古民家へ移住 ▼夫婦で民泊3年目(運営担当、住宅宿泊管理業登録)▼【得意】ヤギの世話、経理会計【苦手】ムカデ、寒さ
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