補助金

【補助金】田舎の民泊についてクロスSWOT分析してみた!

気になるあき
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これからの事業展開を考えるのに役立つ〈クロスSWOT分析〉ってなに?

これからどういう風に事業を展開したらいいか分からない、そういう時に役立つ経営分析手法が「クロスSWOT分析」です。

例えば、地方で民泊事業を始めたけど次の展開に悩んでいる方とか、都内で行っていた仕事を地方に来てからも継続している方で新事業を立ち上げたい方などなど……「新事業×地方」に関心のある方の参考になれば嬉しいです。

また、クロスSWOT分析は、補助金申請に必須の分析手法と位置付けられることもあります。クロスSWOT分析について実例を使って分かりやすく解説しているつもりですので、クロスSWOT分析について知りたい方も、ぜひ最後まで読んでください。

語るあき
語るあき
この記事では、クロスSWOT分析について解説したあと、私たちが茨城県で運営している民泊を例に、クロスSWOT分析をして新事業(新展開)について実際に考えているよ!

SWOT分析の結果を基に、クロスSWOT分析していますので、最初にこちらの記事をご覧ください。

【補助金】田舎の民泊についてSWOT分析してみた!分析方法を実例で解説SWOT分析は、外部環境と内部環境に分けて、プラス要因とマイナス要因を考えていくフレームワークです。この記事では、私たちが運営している民泊事業を例に、SWOT分析を行ってみます。「SWOT分析」といわれると専門的な言葉のように思えて身構えてしまうかもしれませんが「4つの視点で経営環境を見てみるよ」ということですので、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。...

クロスSWOT分析とは

語るあき
語るあき
「経営分析」とか「SWOT」みたいな難しそうな言葉が登場するけど、実はそれほど難しくないお話だよ。気軽に最後まで読んでほしいな。

クロスSWOT分析では、SWOT分析で得られた結果を使って、実際に戦略や戦術策定・計画に落とし込むための分析をしていきます。

SWOT分析で自社の経営についての「S:強み」「W:弱み」「O:機会」「T:脅威」が何かを書き出しました。

  • 強み:自分の事業の優れているところ
  • 弱み:自分の事業のあまり優れていないところ
  • 機会:自分の事業にとってチャンスになるかもしれない社会の動き
  • 脅威:自分の事業にとってピンチになるかもしれない社会の動き

この「強み」「弱み」「機会」「脅威」をクロスして新事業(新展開)を考えていくのが「クロスSWOT分析」です。

すなわち「強みを生かして脅威に負けない(強み×脅威)」とか「弱みを補い機会に乗っかる(弱み×機会)」などの4つです。

このクロスSWOT分析での内容を基にして、今後の経営戦略や具体的な計画計画を作成することができます。現在の経営を打破する、新事業や新展開が見えてくるかもしれません。

わたしたちの民泊経営を例に「クロスSWOT分析」してみた

語るあき
語るあき
ここからは、実例をもとに解説していくよ!

この節では、以下の記事で実際にSWOT分析を行った結果を使って解説します。私たちの民泊事業についてSWOT分析してみた結果、このような結果になりました(次の図)。

語るあき
語るあき
この結果を使って、クロスSWOT分析していきます!

クロスSWOT分析の前に行うべき「SWOT分析」の方法について、もっとよく知りたい方は、以下の記事をご覧ください(再掲です)。

【補助金】田舎の民泊についてSWOT分析してみた!分析方法を実例で解説SWOT分析は、外部環境と内部環境に分けて、プラス要因とマイナス要因を考えていくフレームワークです。この記事では、私たちが運営している民泊事業を例に、SWOT分析を行ってみます。「SWOT分析」といわれると専門的な言葉のように思えて身構えてしまうかもしれませんが「4つの視点で経営環境を見てみるよ」ということですので、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。...

SWOT分析の結果を使って、以下の「4つのクロス」について考えていきます。実際に新事業や新展開を考えるときは、このうち1つでも思いつけばOKです。今回は、解説するために4つ全ての項目について考えたいと思います。

  • 機会×強み
  • 機会×弱み
  • 脅威×強み
  • 脅威×弱み

(1)機会×強み

まず最初のクロスは「機会×強み」です。これは、自分たちの強みを活かしチャンス(機会)に乗っかるという考え方です。

例えば、私たちの例で考えると、

「日本家屋に泊まれる」という強みを活かして、「特別な体験を求める」旅行者のニーズに応えた、伝統的な宿泊体験へとプロデュースしていくことが考えられます。

実際に私たちは民泊事業を始める前に、「日本家屋がある」という強みと、「民泊の規制緩和が進んでいる」という機会をクロスさせて、民泊事業を開始することにしました

(2)機会×弱み

「機会×弱み」は、弱みを補ってチャンス(機会)に乗っかるという考え方です。

例えば、私たちの例で考えると、

「観光地ではない」という弱みを補い、「特別な体験を求める」旅行者のニーズに応えた、体験型宿泊事業に展開していくといのが考えられます。

(3)脅威×強み

「脅威×強み」は、自分たちの強みを活かして脅威を避けて行こうという考え方です。また、ピンチ(脅威)をチャンス(機会)にという考え方も含みます。

例えば、私たちの例で考えると、

「少人数で泊まりやすい価格」という強みを活かして、「コロナ禍の外出自粛」という脅威に打ち勝つ、低接触型の宿泊施設をアピールしていくことができます。

(4)脅威×弱み

「脅威×弱み」は、弱みを避けたり脅威から逃れるという考え方です。

例えば、私たちの例で考えると、

素泊まりだけの施設という弱点を克服し、まわりには民泊施設も増えているという脅威から逃れる方法を考えなくてはなりません。前述の内容と似ていますが、体験型施設として独自路線を強化するという方法も考えられます。

一方、星野リゾートさんなどの大規模施設も体験型施設に舵を切っていますので、そことも差別化できるような方法を模索します。

まとめ

語るあき
語るあき
今回はクロスSWOT分析について、私たちの民泊事業を例に解説しました!

この記事では、クロスSWOT分析についてできるだけわかりやすく解説したつもりです。クロスSWOT分析とは何か、またどのように使うかについて自分たちの民泊を例に解説しました。

クロスSWOT分析は基本的なフレームワークとしてよく使われています。最近では、事業再構築補助金の事業計画作成の要件になっています。自社を取り巻く環境についてSWOT分析を行い、その結果を基にクロスSWOTしてみるといいと思います。

この記事が、地方での事業の新展開を考えている方の参考になれば嬉しいです。ではまた。

ABOUT ME
あき
▼新規就農の後、国立大学・国の研究機関で勤務 ▼2020年~夫婦で民泊運営(主に企画、渉外、補助金担当) ▼【得意】庭仕事、助成金申請【苦手】蚊、暑さ
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