せっかく新しい家族としてヤギを飼うなら、なついてくれる方がいいですよね。実際ヤギって人になつくのでしょうか?なつくとしたらどれくらいまでなついてくれるのでしょう?気になりますよね!
そこで、1歳双子のヤギ・アンディとフランクを飼育している筆者が解説します。
この記事では、ヤギは人になつくのか、我が家のヤギの場合、なつくとする仕草、をご紹介しています。
これで、ヤギとどれくらい近付けるのかイメージがつきますように!
ヤギは人になつくのか
結論から言うと、一般的にヤギは人になつきます!
品種によっても差があるようで、特に日本ザーネン種はなつき方が強いそうです。
子ヤギを母ヤギから離したあとに人口哺乳すると子ヤギは人を親と認識するのだとか。その関係で、小さい頃から愛情を持って育てると家族同様の存在になります。
名前をつければ自分の名前を覚えます。エサをやる時にヤギと同じ目線になって呼んであげると覚えが早いそうです。
一点、なついてもしつけが難しいのが「トイレ」です。ヤギはトイレを覚える習性がないので、これだけはなかなか解決できない問題なのだとか。
ただ、Youtubeでヤギ飼いさんたちの映像を見ていると、トイレを覚えさせた!といった内容で発信している方もいるので、もしかしたら例外的にトイレのしつけができることもあるのかもしれません。
我が家のヤギの場合
我が家のヤギ・アンディとフランクの品種は、ザーネン種とトカラヤギのハーフなのですが、それでも十分になついてくれます!
我が家のヤギとは、生後すぐの子ヤギ時代を一緒に過ごしていません。それでも家族のように仲良くなってきています。
ヤギの寿命は大体12~13年と言われていますが、1歳半のときに里親から譲って頂き、それくらいの年齢から育てても大丈夫でした。
うちに来る前は里親になついていたので、「譲ってもらってもしばらくは仲良くなれないだろうなあ」と思っていたのですが、意外にも一週間もしないうちにすっかりなついてくれました。ヤギさんってもしかして、過去を全く引きずらないタイプ……?ケロっとしていて安心しています。
ちなみに家族以外の人にはとても警戒してしまいます。特にメスのアンディは、初見さんはもちろん何度か顔を合わせている人でも警戒心をゆるめません。ひどいときは走って遠くの方に逃げてしまいます。
なので、人間なら誰とでもウェルカム!といった感じではなくて、家族&その他の人、といった区別がヤギのなかであるみたいです。
なつくとする仕草
ヤギが人になつくと、どういった行動や態度で分かるのでしょうか?
いくつか箇条書きで列挙してみますね。
- 近くに寄ってくる
- 体を擦り付けてくる
- 「撫でて」と顔をあげてアピールする
- ヤギから離れると猛烈に鳴く
- 近寄ってあげると鳴き止む
- 人の体に飛び乗ってくる
- 前足をかけてじゃれてくる
こんな感じです。
全体的に言えることは「物理的な距離が近い」ということだと思います。
なつくと距離が近いです。
特にオスのフランクは、撫でて欲しい時は体や頭を擦り付けてくるので分かりやすいです。家の敷地を放し飼いにしておく時間もあるのですが、それでもわざわざ近寄ってきて「撫でて?」とおねだりしてきます。
メスのアンディは撫でて欲しいというより、遊んで欲しいという気持ちが強めです。ヤギの習性で頭を軽くぶつけ合って楽しむ、といった遊び方があるのですが、私にもそれを求めてきます。
そういう時は、頭を軽くたたいてあげて、応答しています。喜びます。
まとめ
ここまで、ヤギは人になつくのか?なつくとどういった仕草をするのか?といったことをご紹介してきました。想像をはるかに超えて可愛い生き物です。家畜というよりペットに近いですね。ではまた。
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