ヤギを飼おうと思ったとき、オスとメスどちらを迎えたらいいのか悩みますよね。それぞれ飼いやすさや、性別による特徴はあるのでしょうか?
ということで、実際にオスメスのトカラヤギを飼育している筆者が解説をしてみます!
この記事では、ヤギにも性格と個性がある話、オスメスそれぞれのデメリット、自分がまたヤギを飼うならどうするか、をご紹介しています。
これで、オスとメス、どちらのヤギを飼おうか迷っている方の参考になりますように!
【前提】ヤギにも性格と個性がある
本題に入る前に、一番大切なことをお伝えしておきます。
それは、ヤギさんにも一頭ずつの性格や個性がある、ということです。
当然と言えば当然のことなのですが、意外と忘れがちになってしまうポイントかなと思いますので、最初にお話しさせて頂きました。
ヤギに関する書籍などに目を通しても、甘えん坊さんの子、元気な子、寂しがりの子、などいろいろなヤギさんたちがいることが分かります。
ヤギにも性格や個性があることを理解したうえで、以下からアンディとフランクの様子も交えて、一般的に考えられているオスメスそれぞれのデメリットをご紹介していきます!
オスメスそれぞれのデメリット
オスのデメリット
- 成長とともに臭いがきつくなる
- 性質が荒くなる
特に肉用のオスは独特の臭みが強くなっていくそうです。
ヤギ乳を搾ってチーズを作っていらっしゃる牧場さんのお話だと、オスは本当に臭くて大変なのだそう。そこらへんが一番のデメリットかなと思います。
ただし、対策もあります!
繁殖に使わないヤギは去勢をしてしまうことです。去勢時期は、生後2週間~1カ月以内が理想です。
去勢をしてしまえば臭いはありません。我が家のフランク(オス)からも少しも臭みを感じたことはありません。
また、性質が荒くなるというお話があるそうですが、これについては、フランクは当てはまらないような気がしています。
現在2歳半ですが、日に日に甘えん坊になるばかり。気性が荒くなってきたぞ……?という実感はちっともないですね。
一般的に言われている「オスは性質が荒くなる説」については、それぞれが生まれ持った性格の方が大きいのでは?と考えています。
メスのデメリット
- 情緒不安定になりがち
- 発情期の鳴き方がしつこい
人間の女性もホルモンバランスの関係で、情緒不安定になりがちじゃないですか。ヤギも同じみたいです(笑)
ヤギの発情周期は品種に関わらず約21日ごとで、1回の発情が1~2日続くと言われています。
小型で人気のシバヤギやトカラヤギは、周年繁殖といってどの季節にも発情するので、我が家のアンディ(メス)は単純に考えて、21日ごとに情緒不安定になっているわけですね……!?
このタイミングがやってくると、とにかくメエメエ鳴き続けます。
発情期のときはしっぽをふりふり盛んに振るので、それも合図と受け取っています。
オスは発情期であってもメエメエ鳴くという現象は起きないので、メス特有ですね。これをデメリットと捉える方も多いかなと思います。
田舎のように、家と家が離れているところで飼育できるなら近所迷惑は気になりませんが、そうでない場合は近所の目も気になるところです。
自分がまたヤギを飼うならどうするか
もう一頭ヤギを飼っていいよ!と言われたとして、自分なら去勢済みのオスを選ぶと思います。
メスが発情期(=情緒不安定)のときは、わりと真面目にストレスがたまることがあります。
理由なくメエメエ大きな声で鳴かれると、さすがに参ってしまうというもの。我慢できないほどではないですけどね。あえて選びたいとは思わないかな、という。
メスは年齢が上がるにつれて、頑固になるのだそう。アンディはまだ2歳半ですが、それでも我が道を行く精神が育っているのが分かります。
例えば、自分の気分次第で小屋に絶対入りたがらない、気に入らないものは食べない、行きたい方向じゃないと頑なに立ち止まる、など。
頑固ですね(笑)
ただしこれも単なる性格かもしれませんので、あまりこの話は当てになさらず、それぞれのヤギさんたちの性格を丁寧に見てあげるのがベストかなと思います。
まとめ
ここまで、ヤギを飼うならオスメスどちらがいいのかという話を、それぞれのデメリットとともにご紹介してきました。ヤギさんにも性格があるので、あくまで参考程度にお願いします!ではまた。
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編集さんとともに丁寧に仕上げましたので、すでにヤギを飼っている方も、これから飼う方も、ぜひお手に取っていただけますと嬉しいです。
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