古民家など昔ながらの家は侵入口が多くて、防犯対策をどうしたらいいか考えますよね。
そこで、勝手口などほとんど使わない「ドアノブ」に「ドアノブガード」を付けることがおすすめです。ドアノブガードとはどんなものでしょうか?付け方や対応するドアは?
この記事では、実際に自宅にドアノブガードを取り付けてみた筆者が解説します!
ドアノブガードの取り付けられるドアについて、ドアノブガードの取り付け方、併せて行いたい防犯対策についてご紹介しています。
この記事を読んで、みなさんの古民家平屋の防犯対策が進みますように!
ドアノブガードとは
ドアノブガードとは、ドアノブに金属製のカップを被せることで、ドアノブの破壊やピッキングを防止できる防犯グッズです。
「防犯カバー」と呼ばれることもありますが、この記事では田辺金属工業所さんの「ドアノブガード」について紹介します。
昨今、鍵の性能が上がったことでピッキングによる被害は減少傾向にありますが、古民家長屋の勝手口などの防犯対策に有効だと思います。
中には、普段から利用している人もいるようです。「最近いたずらされることがある」など防犯対策を強化したい方にも有効かもしれません。
田辺金属工業所さんのドアノブガードは、Amazonのレビューでも
- 「金属製で頑丈」
- 「最強の防犯対策」
- 「コストパフォーマンスも最高」
と、高評価です。
しかし、異なる用途で購入する方が多い印象ですので、間違って購入しないように以下に詳しく説明します。
ドアノブガードが使えるドア
ドアノブガードは、ドアノブの破壊を防いだり、ドアノブのピッキングを防止するのに有効なアイテムですが、鍵穴があるタイプのドアノブに有効です。
ドアノブの上部(または下部)にサムターンがあるタイプのドアでは、ドアノブを守っても効果はありませんのでご注意ください。
サムターンとは……
ドアの室内側についている、錠の開け閉めを行うために使う金具のこと。
ドアを閉めたときサムターンのツマミを回すと、デッドボルト(かんぬき部分)が錠本体から飛び出し、デッドボルトの先端がドア枠に取りつけたストライク(受座)にかかって施錠され、鍵を用いることなく戸締まりができる仕組み。
このような場合、サムターン回しがされにくい、防犯サムターンが有効です。
また、田辺金属工業所さんの「ドアノブガード」は一般的なドアノブに対応するように作られていますが、ドアノブのサイズはさまざまであり、自宅のドアノブの大きさを計ってからの購入をオススメします。
ドアノブガードの取り付け方
ドアノブガードの取り付け方は、とても簡単です。手順は以下の3ステップです。
- ドアノブをロックする
- ドアノブにカップを被せる
- 付属の南京錠を付ける
南京錠を解除する番号については、事前に設定しておくとスムーズです。
併せて使いたい
ドアノブガードを付けたドアにガラスが使われている場合、ガラスを割られて内側から開錠されてしまうケースが考えられます。
防犯ガラスフィルムを使うことで、ガラス破りの被害を下げることが出来ます。
防犯対策全般については以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
一般に、侵入に5分以上かかる場合、泥棒は侵入をあきらめると言われています。ドアノブガードの設置は、泥棒に対し「この家は防犯対策がされている」と思わせる抑止効果にもつながります。
勝手口など普段は使っていない扉がありましたら、ぜひ「ドアノブガード」を付けてください。また旅行など家を空けるときに設置するのもいいかも知れません。
この記事が、古民家平屋の防犯対策のお役に立てたら嬉しいです!ではまた。