エアビーのなかに「スーパーホスト」と書かれたホストがいますよね。プロフィールのところに、黄色とオレンジ色のバッジが添えられています。一体どんなホストなのでしょうか?気になりますよね。
ということで、実際にエアビーでスーパーホストになった筆者が解説してみます!
この記事では、スーパーホストとは、スーパーホストになるための認定要件、スーパーホストになるメリット、をご紹介しています。
これでスーパーホストについての理解が深まりますように!
スーパーホストとは
airbnb公式サイトによると、スーパーホストとは以下のように定義されています。
ゲストに最高の体験を提供し、全ホストに模範を示す経験豊富なホストに与えられる称号
ホストの前に「スーパー」が付いているわけですから、何かしら特別感はありますよね。簡単に言うと、エアビー内でのステータスのようなものです。ホストのプロフィールには、スーパーホストであることが分かるようにバッジが付与されます。
スーパーホストは、誰でもなるチャンスがあります。
ただし、エアビーが独自に設けた認定要件をクリアする必要があるんですね。どんな要件があるのでしょうか?以下より解説してみます。
スーパーホストになるための認定要件
通常のホスト→スーパーホストになるには、年4回(1月、4月、7月、10月)行われる審査を定期的にクリアする必要があります。
つまり「年に4回スーパーホストになるチャンスがある」ということです。逆に言えば、すでにスーパーホストの方は「年4回スーパーホストから脱落することもある」ということなんですね。ここ大事です。
「スーパーホストは一度なったらそれで終わり」といった仕組みではなくて、常に審査基準をクリアし続けないといけないといけません。わりとシビアですよね。
そんなわけで、筆者は10月の審査でいったん条件をクリアしたのでスーパーホストになれました。ですが次回の審査(翌年1月)で再び審査を受けて、ダメだったら通常のホストに戻ってしまいます。
スーパーホストは、ずっと「スーパー」で居続けることがとても難しいものです。なかには20期連続スーパーホストを維持されている方もいらっしゃり、そういう方こそ本物の「スーパー」かもしれませんね。
さて肝心の認定要件ですが、意外とシンプルです。以下に列挙します。
- 宿泊10件以上の受け入れ実績(長期滞在型の場合は、宿泊3件、計100泊以上の受け入れ実績)…長期滞在型でない限り、まずは10泊分を利用してもらえるよう工夫するのが大切です。過去12カ月分(1年分)の実績で判断されます。
- 返答率90%以上維持…エアビーって予約が入ると、ゲストの方とチャットができるんですね。そのお返事をしっかりしましょう、ということです。予約にまだ至っていない「お問合せ」の段階でも返信をきちんとするようにします。ご予約前でも審査されています。ポイントは即レスです。
- ホストによるキャンセル率が1%以下…つまり予約100件中、自己都合によるキャンセルが1件以下、ということです。お客様都合によるキャンセルは審査に関係ありません。ちなみにエアビー内では、キャンセルはわりと頻繁に起こります。
- 総合評価★4.8以上を維持…エアビーにはレビュー文化が根付いています。ゲストがホストを評価するのはもちろんですが、ホストもゲストを評価します。珍しいですよね。お客様の態度をきちんとレビューしています。話が逸れましたが、スーパーホストの認定には、ゲストからの総合評価の★数が関係します。最大で★5です。
以上の4点をクリアすれば晴れてスーパーホストの称号が頂けます。
一番頭を悩ませるのは、総合評価★4.8以上の部分だと思います。これはゲストの方が判断することなので、ホスト側でどうこうすることは出来ません。精一杯のおもてなしをすることが最も近道かもしれません。
スーパーホストになるメリット
スーパーホストになると、どんないいことがあるのでしょうか?
- 検索結果で、注目の宿泊先としてゲストに紹介されるようになる…予約数の増加に繋がるかも。
- プロフィールバッジがもらえる…ゲストの方が「このホストどんな人だろう?」と思った時にパッと見て判断できます。ある程度の信頼には寄与しているかもしれませんね。
- 連続4期スーパーホストで居続けると、ボーナスがもらえる…これは自分がエアビーを利用するときのクーポンのようなものみたいです。
一番大きいのはやはり、優先的にゲストの検索結果にお宿の情報が掲載されることでしょうか。たくさんの宿泊先のなかから候補を選ぶための、一つの安心材料にもなっていると思います。
実際、私たちのお宿を利用してくれたゲストの中には、エアビーサイト内で「ユニークな宿」として紹介されていたのがきっかけで訪問してくれたご家族がいらっしゃいました。
まとめ
ここまで、エアビーにおけるスーパーホストについてご紹介してきました。これから民泊を運営し、エアビーを使おうと思っている方の参考になれば嬉しいです。ではまた。