冬が終わったとたん元気になる虫たち。ゴキブリも例外ではありません。しかも突然さささーっと現れる黒い姿に驚きますよね。心臓に悪いし、なんとかしたい!
そこで考えたのが、塩とハッカ油を使ってゴキブリを家に寄せ付けない方法です。
この方法を取ってから、毎晩のように現れていた彼らがパタッと姿を見せなくなりました。効果実証済みです。
この記事では、簡単に家で手作りできるゴキブリよけとゴキブリよけスプレーの作り方、使い方をご紹介しています。
これでゴキブリ対策は万全です!
ゴキブリのこと
こんな生き物だった
まず簡単にゴキブリの生態について書いておきます(相手のことを知るつもりで……)。
彼らは全世界に約4,000種も仲間を持つ昆虫です。
「生きている化石」とも言われるほど長いこと地球に生息しています。なんと今から約3億年前(古生代)から絶滅せず存在していたのだとか。
「ゴキブリ」の由来の一説に「御器(ごき)かぶり」があるそうです。御器(ごき)とは食器のことで、食器をかじったり、隠れたりすることからそう呼ばれていたのだとか。諸説あります。
目は悪いですが、長く伸びた触角(ヒゲ)が敏感で、食べ物や敵を判断します。食べ物といえば、残飯はもちろん、人間の垢や髪の毛までを食らうそうです。
唯一食べないもの
ゴキブリは人が食べる物はもちろん、人が食べない物もエサにします。例えば和紙、布なども食すそうです。
そんななか唯一苦手なものが「塩」です。
塩だけは好みの問題ではなく、体の仕組みの関係で食べられないそうです。
苦手な香り
塩の他に苦手なものはあるのでしょうか?
実はハーブ系の香りはダメだそうです。塩と違って体のつくりに直接アプローチできる訳ではないようなのですが、ゴキブリにとって居心地が悪いと感じる香りなのだとか。
例えばペパーミント、アップルミント、スペアミント、ハッカなどが効果的です。
他には、イネ科の植物シトロネラも効果が期待できます。
私が自宅でお香を焚くときは、少しでも虫よけになればと思い、シトロネラを選んでいます。レモンのような爽やかな香りが特徴です。
ゴキブリよけ
作り方
さっそくゴキブリよけを作ってみたいと思います。
準備する物は以下です。
- 塩(安い物でOK)
- ハッカ油(薬局で買えます)
- 浅くて小さめのお皿(もしくは容器)
作り方は以下です。
- 小皿を用意する
- 塩を大さじ2杯盛る
- ハッカ油を5~10滴たらす
たったこれだけ……!?と思いますが、これだけで大丈夫です。準備ができました。
使い方
準備したものを、ゴキブリが侵入してきそうな場所に設置します。
玄関、窓、台所の窓、換気扇近くの地面などが効果的です。特に玄関は要注意です。
ハッカの香りが弱くなってきたなと感じたら、再びハッカ油を塩に数滴たらします。
部屋数や家の敷地によって、作る量はもっと増やしてみて下さい。多ければ多いほど安心できます。
1~2週間もすると、塩が溶けてきて液体状になりますので、そうしたら新しいものと取り替えます。この繰り返しです。
ちなみに、より即効性を求めたい場合は、作った物を地面に直接撒いてしまいます。
上記の方法で、毎晩のように出くわしていたゴキブリと会わなくなりました。
ゴキブリよけスプレー
作り方
続いてスプレーのご紹介です。
準備する物は以下です。
写真左から
- 空のスプレーボトル(100均のものでOK)
- 消毒用エタノール(薬局で買えます)…無水エタノールでも可。無水エタノールは消毒用よりも濃度が濃いだけで、あとは同じです。
- ハッカ油(薬局で買えます)
- 精製水(水道水でもOK)
作り方は以下です。
- 空のスプレーボトルにエタノールを50cc入れる。
- その中へハッカ油を5~10滴たらす。
- 一旦フタをして混ぜる。
- 精製水を50cc入れる。
- フタをして混ぜる。
こちらで完成です。
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使い方
玄関にカーテンがかかっている場合は、カーテンにスプレーをかけます。
古民家だと縁側沿いにずっとカーテンがかかっているので、そこにもシュッシュと吹きかけておきます。
スプレーは1~2週間で使い切るのが理想です。香り保持のためにこまめに作って、こまめに使って、を繰り返すとよいです。
まとめ
ここまで手作りできるゴキブリよけ&ゴキブリよけスプレーをご紹介してきました。
市販の虫よけを使うのに抵抗がある方もこれなら安心して利用できると思います。ではまた。