古民家に暮らしていると「ここが壊れた修理しよう」とか「これ交換しなきゃ」という場面が多くあって、そのたびに、つぶれたねじに困ります。
先日も、照明のスイッチを交換しないといけない場面で、ねじ穴がつぶれていて絶望していました。
そんなとき、ホルツ社のスクリューキャッチの存在を知り、さっそく試してみたので紹介します。
結論から言うとオススメです。ねじ穴が完全に壊れる前に使用しないといけないと思いました。以下、詳しく紹介していきます。
スクリューキャッチってどんな商品?
ホルツ社のスクリューキャッチは、ネジ頭部がつぶれてしまって回せなくなったネジの溝に特殊粒子が働いてネジを回すことを助ける商品です。つぶれの防止にも役立つそうです。
プラス・マイナスなどのネジ頭部、六角ネジの角がなめてしまった時、ドライバーのサイズが小さい時や、先がすり減っている時に使えます。
またドライバーがまっすぐ使えない時、サビ付いたネジ頭部にも使用できます。
プラスチックネジにも使えるそうです。六角ネジの場合は、工具(レンチ)の先にも少量つけるとより確実ということです。
しかし、ネジ頭部の山が完全になくなっている場合は使用できません。
実際に使ってみた
今回、照明のスイッチが壊れたため交換しようとねじを外そうと試みました。しかし、ねじ穴がつぶれていて、うまく回すことができませんでした。
何かいい道具がないかと調べていると、スクリューキャッチという商品があるそう。Amazonで購入して、試してみました。
使用方法は簡単で、ねじ穴を布巾できれいにして、ねじ穴にスクリューキャッチを垂らすだけ。
液体と粒子が混ざったような内容物でした。この粒子(細かい砂利みたいな)が、ねじ穴に噛んで、外すのを助けてくれるそうです。
スクリューキャッチを使用するまでは結構諦めかけていて、スイッチのプラスチック部分を破壊して無理やり外そうと思っていたのですが、意外と簡単に取れて驚きました。
スクリューキャッチの注意点
完全につぶれたねじには使えない
商品の説明にもありますが、完全にねじ穴がつぶれていると使用することは出来ません。微粒子がねじ穴の残った溝に作用して、ねじを外すのを助ける仕組みですので、完全につぶれてしまうと使えなくなります。
Amazonをはじめとした商品レビューに「使ったけど外れなかった」、「無くても同じ」等の良くないコメントがありますが、ねじ穴を完全につぶす前に使用しないといけない、ということです。
ドライバーは早めに購入
ねじ穴をこれ以上つぶさないためにも、ドライバーは欠けたものを使わずに、少し良い物を購入することをおすすめします。工具はケチってはいけない、みたいです。
スクリューキャッチを使ってもダメなとき
ねじ穴が完全につぶれてしまった場合、ペンチで頭をつかんで回す方法があります。
今回、もしスクリューキャッチを使って開かなかった場合、プラスチックを破壊して頭をつかめるようにして、ペンチで頭をもって回す方法にしたと思います。
また、「エンジニア ネジザウルス 」という専用の道具もあるみたいです。私は購入していませんが、高い評価を見かけます。
まとめ
この記事ではホルツ社のスクリューキャッチを紹介しました。
古民家に住んでいると、ねじの穴がつぶれてDIY作業が進まないことがよくあります。この製品を手元に置いておくと、ねじの穴にイライラせず作業が進んで快適です。
また、ねじの穴がつぶれていると思ったら、無理せずに早めにスクリューキャッチを使うことが大切なことも分かりました。この記事がみなさんのDIY生活のお役に立つと嬉しいです。ではまた。