田舎で暮らしていると突然誰かからいちごを大量にもらうことがあります。その量1キロは優に超えているということも。そんな時の為にいちごの大量消費方法が気になりますよね!
そこで実際にいちごの大量消費で困った筆者が解説します。
この記事では大量消費用のいちごジャムレシピ、砂糖あり砂糖なし比較、食べた感想をご紹介しています。
これでいちごが余ってしまいそうな時もすぐに対処できますよ!
材料と分量
砂糖あり
- いちご…600g(ヘタを切った状態)
- 砂糖(三温糖)…200g(いちごの3割程度)
- レモン汁…大さじ1
出来上がりの量は200㎖瓶約2~2.5本分です(煮込む時間で差が出ると思います)。
砂糖なし
- いちご…650g(ヘタを切った状態)
- レモン汁…大さじ1
出来上がりの量は200㎖瓶約1.5~2本分です(煮込む時間で差が出ると思います)。
作り方
【1】レモンを絞りレモン汁を用意する
レモンは国産レモンを使いました。外国産レモンはワックス、農薬、防カビ剤等の使用が気になります。特に防カビ剤は普通に洗っただけでは落とせず、健康への影響が心配です。
レモン搾り器があると便利です。
【2】いちごのヘタを取り、洗う
ヘタを取って洗ったあとはタオルの上に置いて水分を軽く拭き取ります。
【3】いちご、レモン汁、(砂糖)を鍋に入れて火にかける
最初は強火でOKです。すぐにいちごから水分が抜け始めます。グツグツしてきたら中火にします。
【4】約30分煮る
時々混ぜながら煮ます。基本的にアク抜きは不要ですが、あまりにも気になる時は取ります。
ここで砂糖あり・なしで違いが表れたので解説しておきます。
- 砂糖あり→いちごの形が崩れにくい
- 砂糖なし→いちごの形が崩れやすい
【5】水分が十分抜けてトロっとしたら火を止める
砂糖ありのときは↓の写真程度になればOK
砂糖なしの時は↓の写真程度になればOK
【6】ジャムを詰める瓶を煮沸消毒する
大きめの鍋に瓶を入れて数分沸騰させます。
フタも同様に煮沸しますが、100円ショップなどに売っている瓶はフタがプラスチック素材で出来たものもありますので、その場合は溶けてしまうため注意が必要です。
【7】ジャムが熱いうちに瓶詰めし瓶ごと再煮沸する
この時の注意点は以下です。
- なるべくジャムは目いっぱい詰めること。
- フタを軽く閉めること。
- ジャムに水が入らないように、蓋ギリギリの量の熱湯で煮沸すること。
【8】瓶を取り出し冷ます
この時の注意点は以下です。
- 熱湯から取り出した際に一旦蓋を開け、再度きつく締めること。
- 冷ますときは瓶を逆さまにすること。
砂糖あり砂糖なし比較
砂糖あり・なしで結構違いが出たのでまとめておきます。
見た目
【砂糖あり】
- 濃いレッドで艶がある。
- いちごがゴロゴロしている(潰れにくい)。
【砂糖なし】
- 薄いピンクでサラッとしている。
- いちごの原型がほぼない(潰れやすい)。
味
【砂糖あり】
砂糖(三温糖)を使っているのでそれなりに甘いです。市販品と同じような味に仕上がりました。
保存性が高くなるので、長く楽しみたい場合におすすめ。
【砂糖なし】
砂糖は使っていないもののいちごの甘さが感じられます。甘みのなかに酸味を感じます。普段甘いものを食べない人は砂糖なしでも十分甘いと思います。
ただし保存性が低くなるので、作ったら早めに食べる必要があります。
まとめ
ここまでいちごの大量消費目的で作るジャムレシピをご紹介してきました。砂糖ありと砂糖なしで見た目も味も大きな違いが出たので、作り分けてみると面白いですよ!ではまた。