田舎暮らしや新生活を始めるにあたり、広い家でWi-Fiがどうなるのか心配!という方は多いと思います。
また、広い平屋の住宅は横に広いため、どんなルーター・中継機を購入するか迷う!どうすればいいのかよく分からない!という方も多いのではないでしょうか?
私たちは平屋の古民家に暮らして3年が経ちました。当初「4LDK3階建向け」の無線ランルーターを使用していましたが、受信機(携帯)や部屋によっては電波が届きにくい状態でした。
この状況を何とかしたい!ということでバッファローの中継器を購入することになり、無事電波の状況が改善されました。
そこでこの記事では、平屋の古民家に住む私たちがどんなルーター(商品)を使用しているか、中継器をどうしているか、具体的にどの範囲まで電波が届いているか、を間取り図付きで解説しています!
これからルーターや中継器の購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
当初はBUFFALO WSR-2533DHPL(4LDK3階建向け)を使っていた
私たち夫婦は、5DKの日本家屋(平屋)を4LDKにリフォームして暮らしています。敷地は900坪で、小さな家庭菜園、蔵、家畜小屋(今はヤギ小屋)もあります。
2019年の引越し当初、臨時的に使おうとしていたポケットWi-Fiには電波が届いていないことが発覚。
急いで4LDK3階建向けの無線Wi-Fiルーター「BUFFALO WSR-2533DHPL」を購入し、楽天ブロードバンドと契約しました。
4LDK3階建向けのルーターを平屋に導入したらどの範囲に電波が届くか定かでありませんでしたが、割と広域に届くようになりました。
電波の届く範囲のイメージは以下のような感じです。また障害物によって届くところと届かないところがありました。
BUFFALO WSR-2533DHPL
- ブランド…バッファロー
- 特徴…WPS
- 周波数帯クラス…デュアルバンド
- ワイヤレスタイプ…802.11ac
- サイズ…36.5x160x160mm
購入したルーターは、大容量を短時間で転送する高速規格「11ac(5GHz)」に加え、2.4GHzの256QAMに対応しているとのことでした。
さらに、4×4アンテナを搭載し、5GHz帯は最大1733Mbpsを、2.4GHz帯は最大800Mbpsの高速通信が可能とのことです。
中継機が必要になった
数年は上記でご紹介した機器でやりくり出来ていたのですが、夫婦二人のスマホの買い替えなどの影響で、家の中でも部屋によって電波が届かないことが多くなり不便を感じるようになりました。
具体的には、私の当初使っていたスマホではトイレまで電波が届いていたのですが、スマホの買い替えによりトイレで受信できなくなりました。
また、妻に聞くと、スマホを買い替えてからは寝室でさえつながらないとのことでした(以下の間取り図参照)。
居間や台所ではWi-Fiが繋がるようにはできたのですが、反対側にあるトイレまでWi-Fiが届かない状態です。
ちょっとそれは拙いと思い、BUFFALO中継機「WEX-1166DHP2/N」を購入しました。設定は簡単で助かりました。
設置についても、廊下や踊り場などに設置してもすっきりとまとまる「コンセント直挿し設置」と、リビングなどでの利用で便利な「据え置き設置」に対応しているため、どこでも簡単に違和感なく設置できるのがメリットです。
この中継器の設置により、電波の届く範囲は以下のように劇的に改善しました。
屋内では障害物があるため、上のような図を書きました。
一方、屋外では障害物がないため、中継器の導入により900坪ある敷地の大部分で電波が届く印象を受けています。
気を付けたいこと
スマホによって受信能力が違う
前述しましたが、使っているスマホの機種によって電波が受信できる範囲が異なります。
妻が使っているXiaomi社のスマホ(Redmi 9T)は特に範囲が狭いと感じました。
家の中を移動したとき
家の中でスマホを使いながら移動していると、当初接続していた電波のまま使用することになり、強いほうの電波を拾えていない時があります。
対処方法として、一度、Wi-FiをOFFにして再度接続することで、その場所で強い方の電波を拾うことができます。
まとめ
この記事では「4LDK3階建向け」の無線ランルーターを使用した場合と、さらに中継器を加えた場合の電波が届く範囲について、私たちの実体験を元に解説しました。
また、受信機(スマホ)によって電波の拾える範囲が大きく異なることも分かりました。
ルーターは家の構造によって大きく異なると思いますが、我が家の例を参考に、広い平屋の一軒家で暮らす方々のお役に立てたら嬉しいです。ではまた。