古民家の雨どいには、銅製の雨どいが使われていることがありますよね。業者に頼んでも修理できるとは限らず、プラスチック製の雨どいに比べて高額になるみたいです。
以下の記事では、銅箔テープを使って雨どいを自分で修理した方法を紹介しました。
この記事では、雨どいの部品(エルボー)が無くなっていたので身近なものを使って工作した時の様子を解説しています。
具体的にどのように作ったか、以下に紹介します。
雨どいは自分で修理するのがいい
私たちは、築50年ほどの日本家屋に移住して約3年になります。引っ越した時から、銅製の雨どいの色んなところが不調でした。
雨水が雨どいを伝えず、漏れると、壁や柱が傷んでしまうということです。
しかし、銅製の雨どいは、溶接したり、銅板を入れて修理する必要があるみたいで、その職人さんは減っているそう。そして修繕には高い費用がかかるということです。
そのため、自分で修理するのがいいと思いました。
雨どいのつなぎ目が離れているところは、銅箔テープでつないでいきます。銅箔テープを使った修繕方法は、以下の記事を参照してください。
銅箔テープは、幅が違うものを2種類購入すると便利です。たくさん使わない場合は、大は小を兼ねるので幅が広い方の購入がおすすめです。
足りない部品は何か
雨どいを修理していると、単にテープを貼るだけでは修理できない時があります。
それが、部品が無くなっている時です。
まずは、購入したい部品の名前を調べるところから始めます。
Googleの画像検索で「雨どい 部品」と検索すると、たくさんのイラストや写真が出てきます。
部品の名前が分かったところで、同じサイズの部品が売られていないか調べました。
Amazon、楽天市場、モノタロウなどで探してみましたが、欲しいサイズのエルボーは売られていませんでした。
代わりの部品を作ってみる
今回、雨水が最終的に排出される箇所をDIYしました。まずはダイソーを物色し、簡単に加工できそうで、細長いパーツを探してみました。
選んだ商品は「パスタケース」です!
フタの部分は柔らかくて穴を簡単に開けられそう。端を片方切り落とせば、上から流れてきた水を、横に排出できそうだったからです。
使った材料
- パスタケース
- カッター、はさみ
- 銅箔テープ
- グローブ
先ずは雨どいの形に併せて穴をあけました。
そして片端もカッターとはさみでやや強引にカットしました。カットを終えた写真がこちらです。
次に銅箔テープを貼っていきます。銅箔テープは酸化して、使っているうちに目立たない色になるみたいですよ。
オリジナルの部品を雨どいに繫げてみます。銅箔テープでつなげるだけでは心配だったので、下に石を置いて支えました。
一応、完成!これで雨が上手に流れてくれるといいのですが。
銅箔テープを使用する際には、手を切らないように必ずグローブを使用してください。
まとめ
この記事では、銅製の雨どいの修理するときに、パーツ(エルボー)をDIYした体験談をまとめました。
銅製の雨どいは、修理してくれる業者が少なく、修理も高額になります。そこで、ダイソーで購入したパスタケースと銅箔テープを使って、部品を作ってみました。
今回の方法は、パスタケースをカットして、銅箔テープで覆っただけなので難しくはありませんでした。
パスタケースよりももっといい材料があるかもしれませんし、もっと高度な修繕方法もあるかもしれません。この記事を読んで、こんな方法もあるんだという参考にしてくださると幸いです。ではまた。