コラム

内田樹著『困難な結婚』を読んで・新婦さき編

結婚の心構え

本のご紹介です。内田樹著『困難な結婚』というタイトルの本です。

これから結婚する人、もう結婚生活をスタートさせている人、結婚生活が長い人、どの読者層も気分が軽くなる内容となっています。

ざっくりいうと、結婚生活における心のあり方を解説してくれています。

他人のことなんてよくわからない

結婚して思うのは、人それぞれ感情のスイッチが全く異なるということです。嬉しい、悲しい、寂しい、楽しい、などなど感情は様々ですね。そしてその感じ方は夫婦とはいえ、みんな違うのです。

これについて内田さんはどう考えているのでしょう?

「相手のことが理解できなくても気にしないということです。

だいたい人間というのは、自分もなにを考えているのかだってよくわかってはいないのです。あなたが配偶者について “よくわからない” と思っていることは十中八九、当の配偶者ご本人も “よくわかっていない” ことです。」

(p.207より引用。)

よくわからないなあ〜なんて、流しているようです、内田氏。

よくわからない人と一緒に暮らせていることが奇跡

よくわからないなあ〜なんて思いつつ、不安になってしまったときは、どうしたらいいんでしょう?

「そのときには、そんな “よく知らない人” とそれなりの歳月を支え合って過ごすことができたという事実をこそ、むしろ “奇跡的なこと” として、ことほぐべきであろうと私は思います。」

(p.208より引用。)

ひとりじゃなく、他者との共同生活を営むこと自体が奇跡なんですね。

事実の積み重ねが最もすばらしいこと

「その “よくわからない人” がつねに自分のかたわらにいて、一緒にご飯を食べたり、しゃべったり、遊んだりして、支えてほしいときには抱きしめてくれる。

そのことのほうがずっと感動的ではないのかと私は思います。」

(p.208より引用。)

よくわからないな〜と考え、納得したり納得しなかったりするより、いまこうしてわいわい話せて、遊んで、楽しんで、抱擁して、またあしたって眠りにつくことこそが、素晴らしい事実の積み重ねなのだと感じさせるフレーズでした。

結婚とは他者がいないと成り立ちません。

毎日共に生きていくことそのものが、結婚生活における一番の宝物であることを再認識させてもらいました。幸せはすぐ目の前にあるんですね~。

さき
さき
新婦さきです。

1990年9月生まれ。神奈川県出身。このサイトを運営してる人。

人生選択の積み重ねを振り返ったことを機に、より家族愛を大事にした生き方をしたいと思うようになる。

たくさんの人たちに、目の前にいる人や目の前に転がっている現在を愛して欲しいと思っている。

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