総括

「結婚披露展」の全日程を終えて感じたこと(新郎あきお編)

この記事の概要

長い期間、この「結婚披露展」というプロジェクトを行い、「おめでとう」と声を掛けられ続けておりましたが、そろそろ新郎ではなくなってきました。(もう婚姻届を提出してから9か月が経ちますし、展示も3か月の間に4会場で計10日間開催しました)

このブログが最後の新郎としての記事かなと思っております。(ブログを書くことを終わりにするわけではありませんが。)

妻の総括記事はこちらです。

https://kominkaijyu.com/wedding/shinpu-soumatome/

企画時では想像できなかった開催までの道のり

「結婚披露展」の開催は、私たちにとって挑戦でした。誰もやったことのない、「旅×展示」という手法にドキドキしました。

ウエディングドレスとタキシードをAmazonで購入し、マザーハウスで婚約指輪を選びました。さらに、結婚指輪を手作りできるショップを探し、パートナーの指輪をそれぞれ作りました。

2017年8月、北千住(東京都足立区)の銭湯と定食屋で前撮りを行いました。

その5日後には14泊15日撮影旅行に出発しました。京都から淡路島までカメラマン付きで撮影すること、なんとなく四国の方まで行くことは決まっていましたが、行き当たりばったりのところもたくさんある、勘を頼りにした旅行でもありました。

14泊のうち、ほとんどは車中泊の旅行です。夕方になれば温泉と車中泊できそうな場所(道の駅)を探す日々でした。

私たちにはすべてがはじめてのことでした。毎日、目の前のことを1つ1つクリヤしていくことに必死だったのです。

撮影を行った旅行の後、展示物、ホームページ、フライヤー、プレスリリースの作成、ブログの更新、展示会場のアポ、友人・知人へのお知らせなどなどなど、たくさんのタスクがありました。けっこう大変でした。

これは展示という手法に限らず「結婚式」を自分たちで行おうとすると、多少内容が異なるにせよ通らないといけない道のりだと思います。

そう考えると、本当にウエディング業者にお願いするのはラクです。

ただ、苦労して分かったことは、通常の「結婚式」の役割について理解し、私たちの「結婚披露展」もしっかりと結婚式の持つ役割をもたせることが出来ました。

業者にお願いして通常の「結婚式」をしていたら、結婚式の意味を理解することはなかったかもしれません。

結婚式をやって感じた「みんながよく【結婚式はやってよかった】と言う理由」

「結婚式なんてお金がかかるだけでやらなくてもいい」

私たちも、多くの人と同じで、そう思っていました。

ただ、結婚式を開いた友達に「実際、やってみてどうなのよ」と聞くと、「親に言われて一応やったけど、やってよかったよ」とか「やったほうがいいよ」と言われました。

私たちは、結婚披露展を行うまで、その理由がわかりませんでした。実際に、やってみて、結婚式はやったほうがいいと分かりました。

理由は単純で、祝われるのは嬉しいということです。それは展示でも通常の結婚式でも同じだと思いました。また、旅行中も同様で、にドレス・タキシード姿で歩いていると、知らない人たちから「おめでとう」と声をかけられます。みんなが結婚を祝ってくれる。そんな嬉しいことはありません。

そして、「久しぶりに花嫁さんを見たわ、ありがとう」と感謝されることまであったのです。

もう、本当に、どんな方法でもいいので結婚式はやったほうがいい、そう思いました。

また、展示だからこそよかったこと、もあります。それが「みんなを誘える」ことであり、さらには「誘われてなくても行ける」ということです。4会場目(笠間展)には、8年ぶり、9年ぶりくらいになる友人たちが来てくれて、思わぬサプライズになりました。 

予想していない友人が、ふらっと来てくれる。これは展示だから得られるサプライズであったと思っています。

誰でもアーティストになれる

私たちは、自身の結婚を通して「結婚って何だろう」という問いを投げかけた数少ないアーティストだったと思っています。そんな気分で結婚披露展の準備をしていました。「結婚アーティスト」です。

展示された写真や言葉は一流のものではないけれど、展示会場で展示を見ながらそれぞれが「結婚」に向き合うという場になったと総括しています。

「音楽はあらゆる知恵や哲学よりも高度な啓示である」

とベートーベンは言いました。

私たちが作りだしたのは「音楽」ではないけれど、「結婚とはなんだろう?」という哲学的な課題に、「写真」と「言葉」で答えてきました。新しい試みだったと思っています。

これからも続けたい「結婚アーティスト」という職業

結婚披露展を終えても、私は(私たちは?)、「結婚アーティスト」であり続けたいと思っています。

 それは、「結婚」は「結婚したその瞬間」を表しているのではなく「結婚している状態」を示しているからです。

今後も、みなさまのご指導を戴きながら「結婚アーティスト」として、そして「人」として、前へ進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

あきお
あきお
新郎あきおです。

1989年8月生まれ。茨城県出身。

東日本大震災を機に、自分の生き方は自分で決めたいと思うようになる。わたしたちの結婚式も、二人で自分たちの結婚式のカタチを考えた。

既成のものに囚われず、たくさんの人たちに自分たちの結婚式を考えて欲しいと思っている。