2017年6月「結婚式を展示でやろう!」と二人で決めてから約一年準備しました。「結婚披露展」という企画名のもと2018年3~5月の開催を目標に、日々時間を過ごしてきました。
そして2018年5月、無事に最後の開催地茨城県での展示を終えて、「結婚披露展」の大きな波を越えることが出来ました。
この記事では新婦さきが企画を終えて感じたことの総括をご紹介しています。結婚披露展について書くのはこれが最後の記事になると思います。
夫の総括記事はこちらです。

私たちの原点

私たちは入籍を決めたときから、結婚って何だろう?とか、結婚式はどうしたらいいんだろう?ということを二人で話し合ってきました。
当初海外でフォトウェディングをしよう、という案が有力でしたが、私たちのなかで、「腑に落ちない何か」があったのでしょう。
海外でのフォトウェディングは現実とはなりませんでした。
現状を知る

結婚のことがよく分からなかったわたしは、当時勤めていた会社の空き時間に、様々なデータに目を通した記憶があります。
結婚する理由、しない理由、メリット、デメリット等、たくさんの意見がありました。
具体的な数値は以下の記事にてグラフ付きで紹介しています。

ハテナを持ったからこその行動

結婚について調べているうちに、現状の一般的な結婚式について違和感を持つところがパラパラと出てきました。
だからこそわたしたちは、わたしたちのハテナがクリアになる手段をとったのだと思います。
何か選択をする場面や行動を起こす際の前段階として、既存の仕組みを知る、現状を知る、世間の様子を感じ取るなど、広くいえば「勉強する・学ぶ」ことが大切だと思います。
何を選択するかは自分次第

学んだ結果、自分が納得する最善の方法を考え、行動していくのだと思います。
結婚式についても調べたり、学んだりしていくなかで既存の形がよければ、その道を選択すればいいと思います。
それがわたしたちの場合、既存の結婚式の形では理想の結婚式が出来ないと考えたため、少し違った形の披露となったのです。
何事も興味をもち、自分の足で歩く

今回はあくまで「結婚式」に関連した企画となりましたが、企画がスタートした根本的な考え方自体は「結婚式をどのような形で行うか」というテーマに限ったことではないと感じています。
例えば、生きていれば世の中には、様々な社会問題があることを理解していきます。
その時に、等身大の自分が表現できること、伝えたいことを第三者へ伝えるため、多くのことに興味関心をもち、自分の目で見たこと、自分の耳で聞いたこと、自分の頭で考えたことを信じて、自分達の足で歩いていくことが大切だと考えます。
既存の概念や価値観、みんなが当然だと思っていることは、本当にそうなのでしょうか?
もしかしたら「当然であると思しきこと」をつぶさに観察し、調べていくうちに、「当然ではなかった」ということがあるかもしれません。
「結婚式の形」もそのうちのほんの一つに過ぎません。
パートナーへ

恥ずかしながら、企画を一緒に進めてくれた夫へメッセージがあるので、将来喧嘩したときのために書いておきます。
ここまで一年間共に過ごし考えてくれて、お互いのことをよく知る素晴らしい機会となったことも、この企画において大きな収穫でした。
「アイディア豊富」で常にポジティブ!面白いことに目がなくて、どこからそんな提案が生まれて来るのだろう?と脳みそを見てみたくなったことは数知れず。
並外れた「創造力」は今後も生きていくうえで必ず光り、様々な場面で大切にされていくだろうと、そう感じさせるものがありました。間違いなくこれは強みだと思います。
そして、8月生まれのポジティブエナジーには、無条件で支えられたと感じています。そのエネルギーには「スピード感」も関与しているのではないでしょうか。
例えば深く考え過ぎてしまう人(わたしはこのタイプ)というのは、エネルギーが分散し、速度が落ちやすく、時にネガティブになりがちです。
その点、持ち前のスピード感があるからこそ、絶えずポジティブでいられるのかなと溢れ出す明るい笑顔とオーラから、そんなことを思っていました。
一方で、珍しく私自身の良さ強さにも気付かされる場面もあり、今後自身の強みとして、参考にさせて頂きます。各々うまくバランスをとりながら、役割分担および得意分野の棲み分けができたと感じます。
強みを生かしあい、弱みを支え合い、素敵なハンバートハンバートタイムだったと思います。
「ハンバートみたいな夫婦になりたい」と言い続け、まさか結婚式というスタート地点からハンバートが実現するとは、思ってもみませんでした。素晴らしい勇気には脱帽です。新しい結婚式をありがとう。
ハンバートハンバートについては以下の記事でも綴っています。

1990年9月生まれ。神奈川県出身。このサイトを運営してる人。
人生選択の積み重ねを振り返ったことを機に、より家族愛を大事にした生き方をしたいと思うようになる。
たくさんの人たちに、目の前にいる人や目の前に転がっている現在を愛して欲しいと思っている。