写真展示会という方法で結婚式を行おうと決めてから、全部で4会場にてお披露目をしました。この記事では3番目に開催した「新潟展」を終えて感じたことをご紹介しています。山奥の古民家を会場として利用させて頂いたので、宿泊と合わせて見学に来て下さった方もいます。
各会場がどんな様子だったかは以下の記事で解説しています。

農家民宿での展示

結婚披露展も三会場目開催を終えることが出来ました。
新潟展は会場が「農家民宿」でした。宿泊を含むイベントだったため夜はお酒も入りつつ、ゆったりと語り合う、そんな雰囲気になりました。
農家民宿の敷地内にある「蔵」を改装後、蔵では初めてのイベントということで、村の方にとっても記念になってくれていたら嬉しいなと感じます。
ゆっくり流れる時間
5月の今頃は、ちょうど田植えのタイミングだそうです。
これからぐんぐん大きくなろうとしている小さな苗が土に植えられていました。これから田植え、という田んぼもありました。
山に囲まれたこの地、静かで物音も少なく、蛙と鳥の鳴き声しか聞こえません。
考える時間はたくさんありました。
違いを知る
結婚ってなんだろう?
考える時間が多くあったので、改めて自分でも問い直してみています。結婚すると、自分は自分の価値観で生きてきたんだ、ということを感じる機会が増えます。
自分にとっての当たり前が、相手にとっての当たり前でない。その逆もまた然り。
生まれた場所、育ってきた場所、関わってきた人、関わってきた家族、すべて違うため、異なる価値観が形成されるのは当然のこと。
ですが、頭で理解することと、体と心で受け止めることには雲泥の差があります。感情でいうと「わからない」といったところでしょうか。
「結婚ってなんだろう?」というテーマのもと展示をやっていて、見に来てくれた既婚者の方々からも、数多く寄せられるフレーズです。
わからないからこそ深く考えられて、面白くなる。
回を重ねるごとの新たな出会い

主催者である私も、日々結婚について問うています。見に来てくれた方からヒントを得ることもたくさんあります。
新潟展を終えて、気が付いたことがあります。
それは、「展示を見に来てくれた方に、考える機会や時間を提供する」という写真展開催目的の裏には「主催者自身の学びの場所にもなる」という別の役割があったということです。
会場ごとに色々な方が来て下さって、勉強させてもらっています。展示会を開催するということは人と出会うことであり、知らぬ間に「学びの場」が出来上がるということでした。
そういった意味で、展示会場まで足をお運び下さった方々に感謝申し上げるとともに、「結婚」とは学んでも学んでも足りないほどに面白く、奥深く、心と胸と頭とを駆使して考えたいキーワードであると感じています。
1990年9月生まれ。神奈川県出身。このサイトを運営してる人。
人生選択の積み重ねを振り返ったことを機に、より家族愛を大事にした生き方をしたいと思うようになる。
たくさんの人たちに、目の前にいる人や目の前に転がっている現在を愛して欲しいと思っている。